うたかたの夢暮らし 睡夢山荘にて(Dream life of Siesta hut)

夢から覚めた泡沫のごときだよ、人生は・・
せめて、ごまめの歯ぎしりを聞いとくれ

追悼

2020-12-11 12:00:49 | 日記

追悼 

 

とうとう、やっぱり、君は逝ってしまった

一昨日僕は、里芋を掘りながら突然、死にたくなったんだ

昨日は、木曜の通院日だし「電話しようかな」って思ったんだ

正直、僕は本当は、年を越せるかな?と思っていたし、

もう直ぐ逝くのだろうと判っていたんだ

口実を付けて様子を見に行く度に、「順調に進行してるよ!」って、

君は他人事のように話していたんだ

そして、やっぱり、とうとう、死は君を捉えてしまった

僕は君の居なくなった時のことを、前から考えていたし、

先に逝く君が羨ましいとさえ、君に言ったことがある

僕が死ぬときは、君を思うような僕が居ないからと

そして今更ながら、友を亡くすとは、

こんなことだったんだと又、今 思っている

今にすれば、春に君の病を知って良かったのだ

君と共にした若い日の事や、思いを同じくした事柄などを、

君が逝く前に、もう一度話が出来たから、それだけでも出来たから・・・

あーぁ!!   逝ってしまったな。。。

ただ、悲しいよ、寂しいよ。

僕もつい二週間前に七十一歳になったよ

仕方がないけど 身体に応えるよ

  二〇二〇年十二月十一日

友の逝った知らせに呆然としていた僕の庭に訪れ、20分位留まったジョウビタキ

君が別れに来たのだと ! !

コメント (1)
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