うたかたの夢暮らし 睡夢山荘にて(Dream life of Siesta hut)

夢から覚めた泡沫のごときだよ、人生は・・
せめて、ごまめの歯ぎしりを聞いとくれ

ネパール トレッキング報告6

2009-12-07 22:17:05 | 旅行記

6日目  SAHARSBENI (3965m) ⇒ KONGLAMA DANDA (4230m)

DANDA = 峠の意   昨日のキャンプ地より265m高度でキャンプする。   行程は短くのんびり歩く。    峠には、幾つかのケルンに白い絹布が祈りの印で巻きつけてある。これはNEPAL高地のあちらこちらで見かけるものである。ヒンズーなのか? チベット仏教なのか?

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峠の為か風が強く吹く。  KONGLAMA DANDA の東側のピークに独り登る。 北東の嶺峰と夕陽に輝いていたKaryolungが全方位一望だ。       11:30にはキャンプ地到着。  風を避けテントに潜り込み、読書で過ごす。日差しの暖かさにウトウト・・・・。      ゆっくり過ごした一日だったが、夜になって強風に悩まされ、また、薄い空気を実感した。     眠ってしまうと自律呼吸になることで、下界と同じでは呼吸量低下し酸素不足を起こすのだろう、息苦しくて目が覚めるのである。 空気が薄いのだー!! と、実感した4200mのキャンプであった。

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ネパール トレッキング報告5

2009-12-07 21:31:09 | 旅行記

5日目  SAHARSBENI ⇒ DUDH KUND LAKE ⇒ SAHARSBENI

今日は本設営地をベースに日帰りで、神秘の湖(DUDH KUND LAKE)まで往復。  今次トレッキングで最標高4515mを体験。  DUDH KUND=ヒンズー教の女神   氷河が削ったこの湖の辺で年一回バザールが開かれるらしい。 これに遠くはカトマンズや周辺地域から10日間位の歩程で人々が集まり祭事が行われると聞く。日常的には人っ子一人居ない場所なのだ。だから神秘なのだが・・ なんせ、JIRIの町からは馬か歩くかでしか此処には来れない。バザールの商品を担いで、一週間もかけて登ってくるのだとか・・・買った人も又担いで持って帰るしかないなんて・・・・時間が有り余っているのだと実感する。

8:00出発 さすがに標高4000m超である。10数歩歩くたびに息を整えて、歩を重ねていく。  幾年の時を経ているのだろうか、崖崩れに見紛う大氷河が歩を進めるたびに姿を露にする。  馬やヤクの踏み跡の歩きづらい道を辿り、幾つかのピークを超えると目の前に青く神秘に染まった湖が現れた。11:00 3時間の行程である。 最標高で万歳して、昼食のお弁当を頂き、お土産の石を拾って下山したのが、14:00であった。

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夕日に輝く "Karyolung  6511m "にウイスキーとロキシーで乾杯

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