恋は愚かと言うけれど
(1940 j. mercer / r. bloom)
天使が足を踏み込むのを恐れる場所へ
愚か者は飛び込む
だから僕もきみの許へ来たのさ
頭よりハートが先走ってる
もちろん危険だってことは承知の上
僕にもチャンスがあるのなら構わない
賢者が決して行かない場所へ
愚か者は飛び込む
でも賢者は恋に落ちたりなんてしないよね
じゃあ、そんな彼らに何が分かるって?
僕らは出会い
僕の人生は始まったような気がした
だからきみのハートを開いて
この愚か者を飛び込ませてくれないかな
だからきみのハートを開いて
この愚か者を飛び込ませてくれないかな
「ムーンリバー」や「酒とバラの日々」、「シャレード」といった名曲中の名曲の歌詞を手掛けたジョニー・マーサーの初期の作品。
グレン・ミラーやシナトラのバージョンでヒットし、その後もペギー・リーやエルヴィス、リッキー・ネルソンなどたくさんのアーティストがカバーし続けている。
僕が初めて聞いたのは、たしかディーン・マーティンのバージョンだった。
バウワウワウというイギリスのイロモノバンドのパーカッシヴな高速アレンジの可愛らしいバージョン(1982年)も、すごく面白いなと当時思った。
映画「足ながおじさん」(1954年)中の名曲「サムシングス・ガッタ・ギヴ」のメロディと、この「フールズ・ラッシュ・イン」がなんとなく似ているのは、前者がマーサーの作詞作曲だからだろうか。
シンプルな歌詞がとても好きだ。(エルヴィスの「好きにならずにはいられない」の歌い出しと似ているのは、同じことわざに基づいているため。)
男だったら、たとえ愚かに見えたってなんだって、決死の思いで頑張らなければならない局面があり、もちろんうまく行くときばかりでもないのだけれど、時々勝者になれる。
近年、そんなケースを間近に見て、やっぱり頑張ったひとと頑張らなかったひとではひどく差がつくのだな、と妬ましく感じた。
Fools rush in
Fools rush in, where angels fear to tread
And so I come to you my love
My heart above my head
Though I see the danger there
If there’s a chance for me
Then I don’t care, oh-oh-oh-oh
Fools rush in, where wise men never go
But wise men never fall in love
So how are they to know
When we met, I felt my life begin
So open up your heart and let
This fool rush in
So open up your heart and let
This fool rush in