ミューズの声聞こゆ

なごみと素敵を探して
In search of lovable

このたびの東日本大震災で被災された多くの皆様へ、謹んでお見舞い申し上げます。

大震災直後から、たくさんの支援を全国から賜りましたこと、職員一同心より感謝申し上げます。 また、私たちと共にあって、懸命に復興に取り組んでいらっしゃる関係者の方々に対しても厚く感謝申し上げます。

ジャガー乗り

2023年05月29日 | 日記

 昨年末で、ジャガーに乗って20年になった。

現在4台目。

このくらいの期間と台数を乗れば、「ジャガー乗り」を名乗っても許されるだろう。

世間ではジャガーは故障が多いと言われているが、それは全くのデマで、この20年間でトラブルはほとんどなかった。

1台目と2台目の、クーラント液の容器が劣化して同じように割れたのは、かえって面白かった。

詳しく尋ねなかったが、モデルこそ違ったものの、共用の部品だったのかもしれない。

4台中、バッテリーを交換したのは9年乗った1台目だけ。長持ちしたものだ。

ただ、その時のバッテリー低下の症状が結構強烈で、エンジンをスタートさせたら車体がガタガタ身もだえるように震え出して、思わず驚天動地という表現が頭に浮かんだ。

 つい先日、二日続けてセキュリティアラームが誤作動したため、本当に久しぶりにディーラーへ持ち込んだ。

ドアやボンネットの開閉センサー(またはモーター)の不具合が原因で鳴ることはあるそうで、部品交換かな、と思っていたのだが、セキュリティの履歴には残っていないことから、数値が低下しているバッテリーの交換で様子を見ることに落ち着いた。これで交換は2台目となった。

コロナ禍の在宅ワークで車にほとんど乗らない生活が続いたことも影響しているかもしれない。もっとかまってやらないとな。

作業を待つ間、ショールームの中央に飾られた2シーターの新型スポーツカー(Fタイプ)を間近でしげしげ見た。

コンパクトにまとまっているが顔はやはりジャガーで、素敵だった。

そうは言ったものの、僕には後部座席に乗せるべき老父母が健在で、さらに独身の娘もいて、セダンの暮らしはまだまだ続きそうだ。

 

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BRT(バス高速輸送システム)

2023年05月26日 | なごみ

 

 地元紙の介護サービス法人広告特集へ出稿する当法人の広告に、引き続き当市出身の漫画家の方にイラストを描いていただきました。

今回は背景にBRTが描かれています。

 2011年の東日本大震災と津波により、海岸沿いを走る気仙沼線・大船渡線は甚大な被害を受け、大部分の鉄路が流失しました。

そんな状況下で、復興を急ぎ進めるため、BRT(Bus Rapid Transit バス・ラピッド・トランジット)が提案されました。

線路をはがしアスファルトを敷いて路線の専用道を作り、次代を担う地元の高校生たちの大事な通学手段を確保する。鉄路での完全復旧を声高に、執拗に要求する方々もいましたが、そういった古い考えや、巨額の再建費用と採算性を直視しないでの要求こそもう捨てて、頭を切り替えて行かなければならないと個人的には考えます。

紆余曲折の末に導入が決まったBRTは気仙沼線で2012年から、大船渡線は2013年から、それぞれ供用開始されています。

 

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「いいいじゅー‼」

2023年05月22日 | 日記

 NHK総合の火曜昼に「いいいじゅー‼」という30分番組が放映されている。

自宅で昼食をとる時にテレビを点けると流れていることが多く、楽しく観ている。

日本各地の若い移住者を取り上げる密着ドキュメントで、理由も、その後の生活スタイルもさまざまなのだが、僕にとって興味があるのは、彼らの移住後の職業だ。

自治体が提示した奨励金や補助でのんきに暮らしている者もいれば、起業して悪戦苦闘の毎日を送っている者もいる。

起業経験者、自称ソーシャル・アントレプレナー(社会起業家)の僕としては、やはり後者に思い入れ、心の中で応援しながら観ている。

すごいなと思ったのは、海中のゴミ拾い専門のダイビングショップを立ち上げた女性。しかしというか、やはりまだ収入が少なくて、アルバイトせざるを得ないのが気の毒だった。

過疎の村で空き家専門の不動産会社を設立した若い男性も、逆転の発想が面白かったうえに、志が感じられた。

最近再放送されて2回観た、女性仏師三人の仏像修複会社も素敵だった。

大きな仕事を自治体から請け負い、これで会社は一層軌道に乗るだろう。

やはりそこに住み続けるためには、お金は大事だ。

一方で、これってどうなのだろう、大丈夫なのか、と首を傾げたり、ため息をつきたくなる回もある。

とりわけがっかりしたのが、今まで観た中で最低レベルの内容が、あろうことか当地けせもい市の回だったことだ。

誰しも嫌われたくも悪者になりたくもないだろうが、そのビジネスモデルはペイしないし、相手を納得させられもしないよ、とアドバイスする者がまわりにいないのか、と恥ずかしくなった。全国に向けて。

 

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爆裂都市(再掲)

2023年05月19日 | ブルース

 

 

 自分にしては珍しく、ネット上で「父のなくしもの」という漫画を読んだ。

強烈な昭和の父親のキャラクターとエピソードがあまりにも自分の父親に似ていて、いや~な気分になりながら時々馬鹿笑いしては、そのたびあたりを見回してしまった。

作者の自伝だというこの漫画、東京に憧れる高校時代の場面に描かれていた映画館のスクリーンを見て、おやと思った。

この映画、(まだ終わったわけではないけれど)僕が生涯で一度だけ、エキストラ出演した「爆裂都市(バースト・シティ)」(1982年)だ。

気になって調べてみたら、作者は僕より三つ年下だった。

 81年の暮れから翌年初頭にかけて、映画に出演しているルースターズやロッカーズ(陣内孝則)、スターリン、INU(町田町蔵)のファンたちにコンサート会場で声がかかり、ギャラも出るからと川口市郊外に建設されたセットまで動員されたのだが、行ってみたところがとにかく寒く、地面は泥だらけで、あたり一面、火薬とガソリンなどの異臭が充満していた。

僕が振り当てられたのは、観客や暴徒を制圧する機動隊員役だった。「チッ、体制側かよ。」

ステージ上から遠藤ミチロウ(スターリン)が当時お約束だったブタの臓器を投げ、それをジェラルミンの盾で必死によけながら、後悔と、とにかく一刻も早く帰ることだけを考えていた。

さらには撮影中の騒音や爆発音を聞きつけて地元のヤンキーや暴走族が押しかけたり、通報で本物のポリが大挙やってきたりと、大混乱の現場だった。

結局ギャラはもらえず(2千円やのり弁が出たという説あり)、名簿の受付所が見当たらなかったため、完成した映画のエンドタイトルに名前も載らず、本当にくたびれ損の一夜だった。

そんなこともあって、完成試写会+記念ライブは行ったものの、その後40年近く一度も観返していない。

 

「土曜の夜だぜ!騒ごうぜ!」、、「花金」や「週休二日制」などまだない近未来のお話。

 

 

せる なんばー 八 - YouTube

 

「兄貴!」 チキンレーサー(コント赤信号)とその女(室井滋)

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義経堂

2023年05月15日 | 日記

現地でいただいたリーフレット

 

 岩手の事業所での仕事が早く片づいた昼、思い立って高館(平泉町)まで足を伸ばした。

源義経公が藤原秀衡公から与えられた館のあった丘陵で、秀衡公亡き後、その嫡子泰衡から攻められて自刃した地。

車を飛ばして40分ほどなのだが、中尊寺には時々来るものの、高館まで登ったのはひょっとすると小学生の頃、スケッチだったか歴史探訪かで一人電車とバスを乗り継いで訪れて以来かもしれない。

あいまいな記憶では中尊寺から結構遠かったような気がしていたのが、実際には観光客が徒歩で参拝に向かう距離だった。

とはいえ、坂の途中に駐車場があり、そこからまた坂道を歩いて拝観料を支払い、さらに石階段を二本登っての行程は、田舎特有の車依存の生活で足が萎えてしまっている僕には、これが二度目にして最後かな、と思えた。

登った先には仙台藩主伊達綱村公が建立したという小さな義経(ぎけい)堂がぽつんとあるだけだが、眼下には北上川と衣川の合流点の雄大な景色が広がる。

義経堂の建立から6年後にはまさにここを芭蕉が訪れ、かの名句「夏草や兵どもが夢の跡」を読んだのだった。

 

大河ドラマ「草燃える」より、高舘にて。源頼朝(石坂浩二)、義経(国広富之)。佐藤忠信が平泉に居る設定は違うと思うが。

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