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「SONG OF BABYLON」
この曲は劇場版 ルパン三世「バビロンの黄金伝説」(1985年)での挿入歌です。
河合奈保子さんの「NAOKO LIVE PREMIUM」 貴重音源集に収録されています。
作詞:不詳
作曲:大野雄二
編曲:大野雄二
映画の中でも随所でこの曲が謎解きのヒントとして挿入されています。
奈保子さんが歌う曲は、奈保子さんが声優を務めたロゼッタ(宇宙人)が真の姿で登場するシーンでBGMとして流れます。
「NAOKO LIVE PREMIUM」のブックレットでは、この曲の作詞は不詳となっています。
しかし、この歌詞はマザー・グースの詩をそのまま引用しており、映画の中でも、この歌詞がマザー・グースの詩であるとルパンによって語られています。
つまり、マザー・グースの詩に大野雄二さんがメロディをつけたということになります。
JASRACでこの曲について調べると、作詞についてはPD(Public Domain)となっているので、ここで歌詞全部を書いても問題ないとは思いますが、歌詞を日本語で直訳してみます。
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バビロンまで何マイル?
70マイルさ
ろうそく灯っているうちにそこにいけるかい?
ああ、行って帰ってこれるさ
もし君の足が素早く、軽ければ
ろうそく灯っているうちにそこ行って帰って来られるさ
*****
映画の中では、自分の星へ帰るために必要となる失われた黄金をずっと探し続けているロゼッタの彷徨感、やるせなさを表した内容とも解釈出来るのではないでしょうか。
以下は私の勝手な解釈です。
歌詞の要約
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バビロン(の黄金)はいったい何処に?
遙か彼方さ
生きているうちに見つけられる?
きっと見つけられるさ
君に希望と情熱があるなら
きっと見つけられるさ
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聖書には「Three Score Years and Ten 」(人生70年)という考え方があるようで、
歌詞の「Three Score Miles and Ten 」には、一生かけて探し続けるという意味があるのではないかと私は解釈しました。
「NAOKO LIVE PREMIUM」には同じメロディで2曲のバージョンが収録されており
ドラム、ベース音(おそらくシンセで作っている音)で、ややビートをきかせ、哀愁感のあるバージョンと、ピッチを少し落としたスローで、アコースティックギターの音色とややエコーをかけた奈保子さんの歌声で神秘性を出したバージョンの2種類が収録されています。
遅ればせながら、全曲紹介完走!おめでとうございます。
思い起こせば私が初めて、ネットで
「河合奈保子」と検索した頃。
じっくりと読み込んだのは、
シングルかアルバムのレビューが掲載されている
ページでした。
ですからtwilightさんのブログは、
今後「歌手・河合奈保子」に興味を持った方に、
初めの一歩を与えてくれる指針になると思います。
NAYAさん
>今後「歌手・河合奈保子」に興味を持った方に、
>初めの一歩を与えてくれる指針になると思います。
このブログの立ち上げたのは、最初は私の数少ない所蔵品の中にあったイベントで撮影したの奈保子さんの写真を紹介するためでした。
その後、継続して文章を書いてみようと思ったのは、「歌手・河合奈保子」の魅力について少しでも再認識され、広まってくれればという思いでした。
私の拙い文章を多くの方に継続的に読んでいただいてうれしく思っています。
少なくとも、オリジナル曲のタイトルくらいについては一通り紹介出来たのではないかと思います。
タロさん
>今まであまり聴かなかった曲も好きになりました
これについては、私も同じです。
ブログを書くにあたって、特に歌詞の要約を書こうとすると1曲について何十回と聞き返すことになるので、今まで気づいていなかった奈保子さんの曲の魅力の再発見が出来たことが自分にとってもとても大きかったです。