11月15日、柏警察署を訪問しました。現在の柏署や千葉県警の現状、課題について貴重なお話をうかがうことができました。
以前から議論されている柏署の2分署化は「事務方を増やして現場の警官を減らすことになるため、地域にとってマイナスになる可能性が高い」とのこと。単純に同規模の警察署を新設できれば当然プラスになりますが、県警の人員や予算を考えればそれは現実的ではなく、現柏署から相応の警官を異動させなければならないそうです。その際、署の運営のために現場から事務方に回る警官も必要となり、トータルで考えると一署体制のままのほうが地域の安全のためになるとのお話でした。これまで市議会では「2分署化こそ地域の防犯力アップに不可欠」という論調でしたが、違った角度・視野で考える機会となりました。
また、「柏署の110番件数は全国4位」というお話は大変、興味深くお聞きしました。柏署より上位は新宿署、那覇署、福岡署でかなり大規模な歓楽街を所管している警察署とのこと。柏署の場合は、都市部の警察署としては管轄の区域が広いこと(これが2分署化の議論のもとでもあります)がその理由の最たるものと考えられます。県警もその点は考慮しており、他署に比べて経験のある部課長を配属したり、人員の数も優先して増やしてくれているそうです。
いずれにしても、地域の防犯は警察の力なしには語れません。警察は県の管轄であり市が直接その運営に関わることはありませんが、柏署ともいい関係を築き、万全の協力体制を構築できるよう努めてまいります。また、柏たなか駅前の交番設置についても引き続きあらゆる機会で要望を続けてまいります。
以前から議論されている柏署の2分署化は「事務方を増やして現場の警官を減らすことになるため、地域にとってマイナスになる可能性が高い」とのこと。単純に同規模の警察署を新設できれば当然プラスになりますが、県警の人員や予算を考えればそれは現実的ではなく、現柏署から相応の警官を異動させなければならないそうです。その際、署の運営のために現場から事務方に回る警官も必要となり、トータルで考えると一署体制のままのほうが地域の安全のためになるとのお話でした。これまで市議会では「2分署化こそ地域の防犯力アップに不可欠」という論調でしたが、違った角度・視野で考える機会となりました。
また、「柏署の110番件数は全国4位」というお話は大変、興味深くお聞きしました。柏署より上位は新宿署、那覇署、福岡署でかなり大規模な歓楽街を所管している警察署とのこと。柏署の場合は、都市部の警察署としては管轄の区域が広いこと(これが2分署化の議論のもとでもあります)がその理由の最たるものと考えられます。県警もその点は考慮しており、他署に比べて経験のある部課長を配属したり、人員の数も優先して増やしてくれているそうです。
いずれにしても、地域の防犯は警察の力なしには語れません。警察は県の管轄であり市が直接その運営に関わることはありませんが、柏署ともいい関係を築き、万全の協力体制を構築できるよう努めてまいります。また、柏たなか駅前の交番設置についても引き続きあらゆる機会で要望を続けてまいります。