ＩＳＡＦ参加は「憲法に抵触」

ＩＳＡＦ参加「憲法に抵触」＝燃料転用疑惑を否定－防衛相、外相 (時事通信) - goo ニュース
高村正彦外相、石場茂防衛相は民主党小沢一郎代表のＩＳＡＦ参加を「憲法に抵触」すると述べた。
小沢一郎代表のＩＳＡＦ参加構想は論文段階で、公には明日発売の「世界」誌に掲載されるというものだ。朝日新聞は昨日（10/7）のAsahi.comでこれを伝え、今日のＴＶサンデープロジェクトでも取り上げたが、民主党の議員さえ？？であった。

自公政府は戦闘地域に対する自衛隊の派遣は現行法に違反するとして、イラク特措法で民生援助、テロ特措法では海上給油に自衛隊を派遣するに留まっている。
そこで、小沢代表は憲法問題をどうクリアするのか？明日の発売が楽しみだ。

私は、ＩＳＡＦに参加することは日本にとってプラス面が大きいと思う。現行法では、日本国内でテロが発生した場合であっても、先ず警察が捜査しテロと断定されなければ、自衛隊が出動することはできないなど、条件がある。まして海外部隊と共同で戦闘作戦を展開するする実戦は、国内で行う日米の軍事訓練と比較すれば価値あることである。
しかし、現行憲法を改正し周辺事態法・集団的自衛権等の法整備がなされないまま、国連の決議があれば、戦闘が付随する自衛隊海外派遣ができる（言い方を変えれば、派遣は義務となる）というように小沢一郎代表が考えているとすれば、憲法とは何か？のクリアだできない。よって、小沢一郎氏の在籍する政党に政権を任せることはできない。
それとも、小沢一郎代表は、ＩＳＡＦに派遣した自衛隊に「炊き出し」「洗濯」でもさせるつもりだろうか。