逃げるな善光寺 引導渡せ！

追われる如く、こそこそと走る聖火は、すでに死に体。
善光寺にとって、聖火リレー出発式場の返上は責任回避である。出発式をきちんと行って、死に体の聖火に引導を渡していただきたい。

●出発式場、返上を最終決定か？
善光寺では、１８日午後に「全山会議」という住職全員のミーティングで、北京五輪聖火リレーに出発式場返上を最終決定する見通しという。

●善光寺は、聖火に引導を渡し、チベット人の心に平安を！
ある住職は、「われわれはチベット人と同じ仏教徒との気持ちが強かった」と語ったそうだ。
しかし、善光寺は逃げてはいけない。
中国は、戦車と装甲車に守らせてでも、チベット自治区を走り、ヒマラヤを目指す。

聖火に自由とか人権とかいう魂があるとすれば、善光寺は出発式場における祈りで、死に体の聖火に引導を渡し、チベット人にヒマラヤを目指すのは≪ただの炬火≫であることを示すことで、彼らの心を慰めることをしていただきたい。それが善光寺の使命であろう。

●日本の全ての仏教者は、チベット人と心の共有を
善光寺には返上する自由があるが、チベット自治区では、生命と引き替えても、聖火の通過を阻止することはできない。

その辛さを、日本の全ての仏教者は、共有すべきであろう。

・善光寺、出発地返上の方針＝長野市の五輪聖火リレー(時事通信) - goo ニュース
・厳戒態勢の中、印で聖火リレー…チベット人ら「裏リレー」も(読売新聞) - goo ニュース
・独の金メダリスト、五輪開会式に不参加(ＴＢＳ)