key person

「どうする日本!」

右と左の真ん中で日本と世界を眺める

黛信彦の時事ブログ

議員は、利権を発明する

2008年10月14日 | 政治・政局
~・~・~ マルチ商法の業者から政治団体に多額の資金提供が明らかになった民主党の前田雄吉衆院議員は、業界擁護の国会質問を活発に繰り広げていた。「次代を担うネットワークビジネス」という著書も出した前田議員を、業界関係者は「ありがたい存在」ともてはやした。~・~・~
と書かれた前田議員は、資金提供を受けた業界の意向を代弁する国会質疑を行っていた。
更に、マルチ商法は「フリーターや主婦などに就業機会を与えている」と考えているようだ。
前田議員は一連の政治姿勢から「信念を通しただけなのに、何故悪い??」と言いたいであろう。
彼の姑息な信念は、公式HP(後述)を見れば良くわかる。
問題は、前田議員の信念は日本社会では容認できないということである。
さらに、民主党が政権取ることで不正がなくなる訳じゃないということである。
格言的に言えば「新しい議員は新しい利権を作る」と言うことである。

前田議員は公式HPで日本の現況を、3つの海流で表し、5つのビッグバンが必要だと主張している。
3つの海流とは、
(1)共産主義の崩壊という第一の海流、
(2)人間を機軸とした主体の頭脳産業の勃興という第三(二のタイプミスか?)の海流、
(3)人類が未だかつてない人口動態の変化という第三の海流
5つのビッグバンとは
(1)教育、(2)福祉環境、(3)権力分散、(4)税制、(5)外交
である。
そして税制のビッグバンで、「6. 寄付金に対する免税措置の大幅拡大」を謳っている。

海流(2)頭脳産業の勃興、で資金提供団体(マルチ商法)を世に顕わしめ、
税制のビッグバン6.で寄付金の免税を主張し、自らの保身を図っている。

前田議員をウィキで見れば、好きな言葉は“一隅を照らす”。とある。
去年、“一本のローソクたれ”の農水相が辞めたけれども、この手の言葉はうさん臭い。

前田議員、著書でもマルチ擁護 業界「ありがたい存在」(朝日新聞) - goo ニュース
民主、前田議員から事情聴く マルチ業界擁護の国会質問(朝日新聞) - goo ニュース

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 全治3年(自民)立上げ3年... | トップ | NHK世論調査(08.10)小沢... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

政治・政局」カテゴリの最新記事