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黛信彦の時事ブログ

餌は郵政見直し 即ヒット(単能機政党)

2008年07月17日 | 政治・政局
早く、単能機政党から抜け出して欲しい国民新党。

先ごろ行われた共産党・第6回中央委員会総会で志位和夫委員長が「民主党批判を進めてこそ、国民の共感を広げることができる」と言い切った。

これに多少の危機感を持った民主党は、先の福田康夫首相問責の際に「相談がなく数合わせのコマにされるだけ」と疎遠になった国民新党に餌を投げた。

16日、国民新党はその餌に食いついて、綿貫民輔代表と民主党・小沢一郎代表らの会談がセットされ、次期衆院選での選挙協力と、郵政民営化見直しなどで合意文書を締結したという。

くっついたり離れたりが忙しい両党だが、「郵政民営化見直し」という餌に食いついた国民新党は、郵政民営化によって政治活動が解禁になった全国郵便局長会の浦野修会長を同席させ、「国民新党が推薦する民主党候補者の当選に全力を尽す」と誓わせた。

それにしても、民主党という姑息な政党にとって、国民新党は大変都合が良い政党である。
なぜなら、他の野党と違って国民新党は“単能機政党”。
「郵政民営化見直し」という一言ですぐに寄ってくる。餌が一種類だ。

民主党は、その「郵政民営化見直し」を次期総選挙のマニュフェストに盛り込む約束をしたという。
次期総選挙、民主党のばらまきマニュフェストは政党に向けられるようだ。

ところで、民主党代表選挙、「対抗すれば徹底的に潰される」と恐れる護憲派は立候補を見合わせるようだ。

民主・国民新 郵政民営化見直しで合意(産経新聞) - goo ニュース
代表選 民主護憲派若手グリープ 独自候補擁立見送り(産経新聞) - goo ニュース

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