ホリエモン １２勝目を狙う

25日のＮＨＫニュースウオッチ９は、証券取引法違反容疑で公判中の元ライブドア社長・堀江被告がメイン馬主だった牝馬「ホリエモン」（高知競馬、松木啓助厩舎）が１１勝を挙げていて、２６日には１２勝目を目指して出走する（第３レース、５枠５番）と報道した。

他方２５日、東京高裁は、堀江貴文被告の控訴審判決公判で、一審の懲役２年６月の実刑判決を支持して、控訴棄却した。
堀江被告の弁護団は控訴する方針。

ここでの問題は、長岡哲次裁判長が判決で（二審に一度も出廷しない堀江被告に対して）、「被告の規範意識は薄弱で、潔さに欠ける。反省もうかがわれない」と言った事だ。

堀江被告、２審も実刑　ライブドア粉飾決算　東京高裁「反省うかがえぬ」(産経新聞) - goo ニュース

弁護団の高井康行弁護士は記者会見で、
「（堀江被告が弁護人を通して）自ら信ずるところを主張したからと言って、潔くないと言われるのであれば、裁判というのは成り立たない」と記者会見した。

小欄もそう思う。
堀江被告が出廷しないことを「規範意識の薄弱、潔さに欠ける」に賭けるというのは感情的な物言いで、弁護士不要論にも繫がる。
判決内容は別として、裁判長のこの言い方は反省されるべきだ。

ホリエモン「悪いと思ってない」　今もヒルズ族(朝日新聞) - goo ニュース