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黛信彦の時事ブログ

R25、L25と埋没

2008年08月05日 | 社会・文化
R25のコラム【セックスの最中、みんなどんな会話しているの?】
結論的には、“アフター・ケアが大切だ!”と、よく理解できた。

ところでR25、04年に創刊されて以来、「毎週木曜日が楽しみ」という方は多いと思うが、最近売れ行きが芳しくないような気がする。

私は主に東京、地下鉄市ヶ谷駅の南北線への通路で手に入れていた。
木曜日午前8時頃、その場所に行くとラックにR25を配置するお兄ちゃんがいる。
お兄ちゃんは、壁面の30個近いラック全部にR25を満たすことはせず、4~5箇所だけに分厚く納め、ヘアバンドの下から流れる汗をタオルで拭いながら、少しはなれたところで売れ行きを観察する。
R25は、見る見る減っていく。今でこそ、どこでも手に入るが、その頃まではR25を手に入れることは一部の限られた者たちの特権であった。友達の分も合わせて5~6冊持って帰る人もいるから、お兄ちゃんは、やおら追加してゆくが、これもすぐになくなってしまう。

お兄ちゃんはご満悦である。「何とやりがいのある仕事だろう!!」
おそらく、3千部程度のR25を運び込んでラックに並べるのだろう。作業は大変なものだが、売れ行きを見ていると汗や疲れは吹っ飛んでしまうようだ。

さて、そのピークはL25の創刊の頃(06年末頃)だ。
このあたりから、急激に売れ行きが落ちてゆく。

セックスの最中の会話より、“アフター・ケアが大切だ“とはR25のコラムであるが、「リクルート自体はセックス下手だな?」と思う。
R25という男性向けと対を成すよう、女性向けにL25を発刊し、RLのセックスが成立した。
しかし、このあとが悪い。アフター・ケアに失敗したRとLの25は、首都圏ではおそらく、両方足しても、当初のR25の発刊部数に及ばないのではないか?

【コラム】 セックスの最中、みんなどんな会話しているの?(R25) - goo ニュース

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