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「どうする日本!」

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黛信彦の時事ブログ

空気に引きずられる議員

2008年12月09日 | 政治・政局
●9日付産経新聞コラム・産経抄に次のように書いてある。
~・~・~ 2日付のコラムは、首相への失望の大きさをテーマに書いた。
「いつになったらやってくるのだろう…『いい首相に当たったなあ』としみじみ言えるようになる日が」と結んだところ、読者の一人から、異議あり、とのお手紙をいただいた。かつて福田恆存(つねあり)が批判した「名君待望意識」と同じではないか、という指摘だった。(中略)、先日のコラムは、「麻生離れ」の空気に、引きずられていたかもしれない。 ~・~・~

●朝日・毎日に始まったマスコミの麻生太郎首相いじめは、国民の政権不信を高まらせ、内閣支持率が急落すると、いよいよ読売・産経までもが、麻生内閣崩壊を待望するような報道傾向になった。
そしてついに自民党議員の中でも、「麻生離れ」の空気に引きずられる者が、国家の将来よりも自己保身に執着して浮き足立ってきた。
渡辺喜美議員の「麻生退陣3方法」発言は最たるものである。
「空気に引きずられる者こそ、空気を読めない者だ」と私は思う。

●さて孫子・呉子・孔明と、兵法に長けた中国はといえば、田母神・前空幕問題ですくんでいる日本、内乱状態の日本を見て、チャンスとばかりに尖閣諸島を海洋調査船で領海侵犯させる。
麻生首相は記者会見で、「はなはだ遺憾」と言ったというが、こんな場面で、政府と一緒になって一斉に「領海侵犯するな!」と言えないような野党に政権を任せたら、日本はなくなる。
中国に大挙して訪れ、胡錦濤主席と握手して、砂糖菓子のようにとろけてしまい、へらへらしている小沢一郎が首相になったら、日本を潰してしまう。

「麻生政権に解散の力ない」=定額給付金撤回を-自民・山崎氏(時事通信) - goo ニュース
渡辺喜美氏「麻生総裁リコールも」 退陣の3方法を例示(共同通信) - goo ニュース
麻生首相、「はなはだ遺憾」=中国船の領海侵犯(時事通信) - goo ニュース

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