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黛信彦の時事ブログ

鳩山首相 辞任Xデー、最短は年内

2009年12月16日 | 5大紙社説
12月8日発行の夕刊フジと文藝春秋1月号に鳩山由紀夫政権の主な大臣の通信簿が載った。鳩山首相の得点を抜き出すと次のとおりである。(採点者の肩書きと敬称略)
■夕刊フジ(100点満点平均:41・7点)
屋山太郎・・・・10点
有馬晴海・・・・65点
若林亜紀・・・・50点・
■文藝春秋(15点満点平均:6・2点)
御厨貴・・・・・6点
片山善博・・・・7点
田崎史郎・・・・6点

文藝春秋の点数を100点満点に換算すると、42・2点となり、夕刊フジの得点とほぼ同じになる。何か真実味がある。
ハネムーンと言われる政権発足3カ月を16日に迎えた鳩山首相は、「小沢幹事長との権力の二重構造、日米関係の不安、故人・架空献金問題、天皇陛下の政治利用などで辞任Xデーが近い」と、永田町で囁かれているのだと17日発行の夕刊フジが書いた。
NHK世論調査(0912)でも、政権支持率は9ポイント下落し56%に、不支持率は13ポイント上昇し34%となった。
もっとも、この調査で民主党支持者の政権支持率は90%と熱狂的だが、崩壊の日は近い。

5大紙社説も、12日から16日にかけて、『鳩山内閣が方針を決めた。決着を来年に先送りし、連立3党で移設先を再検討するという。しかし、これを方針と呼べるだろうか。(朝日』と普天間問題を、
また、『首相や平野官房長官は「政治と天皇」のあり方について基本的な理解を欠いていたのではないか。政治主導をはき違えては困る。(産経)』などと天皇陛下を政治利用することを批判した。

以下、5大紙社説タイトル
普天間基地移設問題先送り
■朝日新聞(社説:16日)普天間先送り―鳩山外交に募る不安
■産経新聞【主張:主張】普天間問題 迷走のあげ句先送りとは
■日本経済新聞(社説:16日)普天間先送りが深める日米同盟の危機
■毎日新聞(社説:16日)基地移設の政府方針 「普天間」固定化避けよ
■読売新聞(社説:16日)普天間移設 展望なき「越年」決定は誤りだ

天皇陛下会見問題
■朝日(社説:13日)天皇会見問題―悪しき先例にするな
■産経【主張:12日】天皇と中国副主席 禍根残す強引な会見設定
■産経【主張:15日】中国副主席来日 政治利用の正当化許すな
■産経【主張:16日】天皇との特例会見 政治利用まだ気づかぬか
■日経(社説:15日)日中関係も損ねる特例会見
■毎日(社説:13日)天皇の特例会見 誤解招かぬ慎重さを
■読売(社説:13日)天皇特例会見 憂慮される安易な「政治利用」
■読売(社説:13日)小沢氏記者会見 不穏当きわまる辞表提出発言

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