29日のTBS・時事放談は“「小沢一郎の逆襲が」~どうする野田総理”をテーマに放送された。同志社大大学院教授・浜矩子と元総務相・増田寛也が呼ばれた。
以下は番組終盤、小沢無罪と野田政権に関する放談でQがキャスター御厨貢、Aは妖艶なエコノミスト・浜矩子の語録である。
●内閣支持率は3割を切った。
Q~・~ 増田さんは「無罪判決の対応次第で10%を切る」と
A~・~ 支持率がゼロになってもやるべき事はやるという姿勢が本質的には必要です。 「政府や党の運営の仕方が悪い」とか「指導力がない」という世論の指摘はものすごく的確ですよね。 国民はよく分かっているという事がここ(世論調査結果)に表れています。 野田さんは歴代の総理大臣の中では総体的に「普通の人に近い」と思います。 それがこういうところに追いやられてしまうところに悲劇性を感じます。 民主主義の危機と闘っているという気概で自分の位置づけを考えていただきたいところです。
Q~・~ 問責問題でもわかるように(小沢寄りの)田中・前田氏に足を引っ張られている、任命責任を感じるか?
A~・~ そのとおりですね。 指導力がないことが前面に出て来ると、一見指導力がありそうな人たちに世論の支持が行ってしまうことになります。 そういう間隙をぬって偽ヒーロー的な人たちが力を得るというふうにならないために体を張るという認識も野田さんには今や必要ではないかと思います。
Q~・~ 針の穴を通すほど難しいと言われた消費税問題、更に障害物が。 どうすれば?
A~・~ 勇気を持って。
Q~・~ これだけは言っておきたい一言
A~・~ 「皆で火星に行こう」という状況になっちゃっているのですが、火星に行かずに済むためのメッセージを政治家たちに送り続けよう、そして似非ヒーローに惑わされないよう皆でしっかり考えていきましょう。(了)
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