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「どうする日本!」

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黛信彦の時事ブログ

人民よ、政権に深謀遠慮あり

2008年06月19日 | 中国
「勝ち取った!」と、喜んでいる↑↑場合ではないかも知れない!

↓↓記事を読む限り、中国のネット上の、ガス田共同開発合意に対する批判は凄まじい。
しかし、“政権には深謀遠慮がある。人民は静まれ!”というものだろう。

考えても見よ、日本はガス田の共同開発程度で、マスコミは“中国が譲歩した”と喧伝し、外相ですら「勝ち取った!」と喜んでいる。東シナ海でガスを掘っている間、日本は何も文句を言わない。

その隙に、台湾の併合である。
台湾国民の独立意識はわらないが、馬英九政権はすでに中国政府の掌(たなごころ)にあると思われる。

なぜなら、台湾の状況は?といえば、2大友好国である、米国からの武器輸出が足踏みしていて、更に日本との間で尖閣諸島をめぐる騒動があり、国際的孤立が顕著になってきた。

他方、中国の予想以上に、馬政権は焦るように中国に近づきつつある。
今後も、日米との距離が開き、国際的孤立に陥るほど、台湾は中国に近づくことになるのである。
間もなく、台湾は自立不能になって、中国の一省でしか存立できないようになる。

中国政府にとって、中間線付近のガスを折半することなど、痛くも痒くもない。
近い将来、尖閣で大魚を釣る、その撒き餌のようなものかも知れない。

尖閣で、日台を仲違いさせておいて、台湾省としてしまえば、“台湾のものは中国のもの”が成立するのだから。

尖閣騒動、仕掛けは中国か、との見立ても大きく外れていない。

とすれば、中国政府は、“政権には深謀遠慮がある。人民は静まれ!”と言いたいところだろう。

「売国協議に署名」 中国愛国サイト政府批判 ガス田最終合意(産経新聞) - goo ニュース

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