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黛信彦の時事ブログ

民主党の国会対応に注文!

2007年09月30日 | 政治・政局
民主党は今国会前には、年金流用禁止法案・テロ特措法廃止法案など3法案を国会に提出するとしていた。
だが、福田康夫新内閣の誕生を受け「テロ特措法廃止法案」は国会議論にならない(与党が新法での対応に路線変更する)可能性があることから、9月26日付小沢一郎党首のズル(鶴)一声で「法案の嵐」に作戦変更した。そして27日付の「被災者生活再建支援法改正案」を参院に提出したのをはじめ、今後立て続けに法案を出して行くのだそうだ。法案提出は、大変結構なことだが・・・・・・

今日(9月30日)のテレビ朝日「サンデープロジェクト」に自民党谷垣禎一氏と民主党直嶋正行氏の両政調会長が出演した。
民主党直嶋正行政調会長は不慣れというよりも党内の準備不足を露呈するように、特に地方交付税問題については6秒押し黙ったままだった。又、この問題の発言は陳情政府に繫がる可能性を秘めている内容だった。

そもそも、今国会への法案提出を3本に抑えようとしたのは、民主党の『参院執行部は答弁者の準備が整わないことなどを理由に慎重だったが、「どんどん法案を出せ」という小沢代表のツルの一声で方針を転換。参院選マニフェスト(政権公約)に掲げた政策の法案化を急ピッチで進め、対話路線の福田政権に、あくまで国会論戦で対抗しようとの狙いから(9/28 Asahi.com)』だ。
民主党の先の参院選が思いつきであったために法案の整備が間に合っていないのが実情だ。国会に提出する法案については充分党内で議論され整備されたものでなければ困ってしまう。

今国会は特に「インド洋上給油」問題を早期に決議決着したい与党に対して、その中断期間を一日でも引き延ばしたい小沢一郎民主党首の党内左派に対するツッパリの国会と言える。
前にも申し上げたが、「国家のツッパリは小沢一郎のツッパリに優先」されなければならない。

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