key person

「どうする日本!」

右と左の真ん中で日本と世界を眺める

黛信彦の時事ブログ

山岡国対悪言物語(3)政策は政局のため

2008年06月26日 | 山岡国対悪言録
嫌いなのに、最近いい男に見えてきた、ブルドーザ型・山岡賢次国対委員長。↑↑

●最悪国対の証明
民主党の山岡賢次氏は、憲政史上最悪の国会対策委員長である。
すでに、帰納法的にそれを証明する必要性がないほど、謀略的な悪言を放っている。

要するに、山岡国対が発する一言一句がすでに悪の怒号であるから、発せられた言葉は演繹的に“悪”だと決め付けられるところまでにハイレベルになっているのだ。

又、「はじめに言葉ありき」を引用すれば、言葉から生じる国会対策という行動も“悪”となる。
とすれば、そもそも小欄のタイトルを、“悪言”ではなく“悪業”でスタートしたほうが良かったか?と反省している。

●さて山岡国対は、25日午後国会内で産経新聞のインタビューに次のように答えた。
「ねじれ国会」前線司令官に聞く 自民・大島理森氏 民主・山岡賢次氏(産経新聞) - goo ニュース

(1)政策は政局のためにある
「だから政治というのは、一言で言えば政局そのものになる。誤解を恐れずに言えば、政局のために政策があるのであって、政策が優先であるかのごときは、国民生活とかけ離れた学者論議だね。」

~~民主党は、この路線で昨秋“法案の嵐”を展開、起案方法は「小沢氏のエイやっ(前原副代表、中央公論7月号)」だった。

(2)山岡国対は最初っから、ガチンコ国対
「政権交代には衆院解散・総選挙をしなきゃチャンスすらない。政局にしなければ選挙にならない。だから基本的に山岡国対っていうのはガチンコ国対だ。最初っから。」

~~ガチンコは言うほどでもなかった。自民党・大島理森国対委員長は同企画のインタビューで、「民主党が政局を狙ってくるならば与党がそれを政局で打ち返してはダメなんです。「軟弱国対委員長」と言われようが、敵に利する形の政局だけは防がなければならなかった。」と、しなやかに、ガチンコをかわした事を告白している。

(3)衆院選に勝てば、暫定税率は永遠になくなる
衆院選で勝てば1カ月じゃなくて永遠に暫定税率を撤廃して(ガシリンを)安くできる。

~~山岡国対が宣言して当たったものは皆無だ。
直近では、「ガソリン税再可決で国が滅びる(3月30日、報道2001)」も、「再可決に加担すれば公明党はなくなる(3月30日、NHK日曜討論)」など、二つの滅亡説は外れた。

(4)抱きつきは拒否
「秋の臨時国会で(与党が)いくら抱きついてきても応じませんよ。」

~~そもそも、「小沢代表が福田首相にクリンチされると、大連立の方に引きずり込まれてしまうので、先の国会でも党首討論を避けた」と、小沢代表の意志薄弱を、NHK日曜討論(6月15日)で鳩山幹事長が「クリンチに弱い、党首討論イヤ」と証言している。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 菊川怜、「法相は死に神でな... | トップ | 法相中傷の意図が満々の朝日 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

山岡国対悪言録」カテゴリの最新記事