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黛信彦の時事ブログ

法相中傷の意図が満々の朝日

2008年06月26日 | 政治・政局
朝日新聞の素粒子「死に神」報道は、社会問題となっている。
菊川玲、「法相は死に神でない!」に青ざめ

ついに、「全国犯罪被害者の会(あすの会)」も立ち上がり、「死刑囚の死刑執行を命令した法相を死に神というなら、死刑囚の死刑執行を望む私たちも死に神だと朝日新聞は言っていることになる。侮辱的で感情を逆なでされた」として、25日付で朝日新聞社に抗議文と質問事項を送ったことも明らかにした。
「死に神」に被害者団体抗議=「侮辱的、感情逆なで」(時事通信) - goo ニュース

●ところで、問題のコラムについて朝日新聞は21日付夕刊の同欄に、
※「死刑執行の数の多さをチクリと刺したつもり」と書いた。

~~「死刑執行の数の多さを・・・」とは、どういう意味なのだろう。
死刑執行の多さより、死刑囚を出してしまう、悲しい社会問題を指摘すべきであろう。
それなくして、死刑執行をチクリと刺すのは、根本に「殺人は、やり得」という思考が働いているに他ならない。

又、朝日新聞が死刑制度に反対する立場であれば、堂々とその論陣を張ればよろしいのではないか。その場合、“死に神刑法”や”と殺法”と表記しても誰にも非難を受けることがない。

※「風刺コラムはつくづく難しい、法相らを中傷する意図はまったくありません。表現の方法や技量をもっと磨かねば」とも書いた。

~~鳩山法相に対して「死に神」と抱き合わせで「永世死刑執行人」という代名詞をも使用した。こんな見事な“表現の方法”を使える“技量”には脱帽する。これ以上“磨く”必要はないだろう。“法相を中傷する意図”満々だったに違いない。

●朝日新聞社広報部は、
「全国犯罪被害者の会から届いた抗議および質問を真摯(しんし)に受け止め、速やかにお答えいたします」と応じた。

~~一言でその社会的生命を失う者もいる。
「死に神」、たった3文字だが、朝日は“お答え”で、その真価が問われる。
犯罪被害者の会、本社あて抗議文 「素粒子」めぐり(朝日新聞) - goo ニュース

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