シンガー『ナターシャ』のブログ

関西・東京・名古屋・広島、そして台湾もグローバルに歌うシンガーソングライター、jazzシンガーナターシャのブログです

このはなさくやひめ

2009-06-10 | 
このはなさくやひめ

2年ほど前この名前の音を聞いたときから一目惚れならぬ一耳惚れ。ずっと行きたい行きたいと思っていました。そして、や~っとそのタイミングがやってきたのでした。

以前は日本に住む、滞在する醍醐味は「すし、天ぷら、温泉」だと信じていましたが今は絶対神社。日本人の誇れるサンクチュエリ。パワーだけでなく空間や建築においても日本人の美的意識の高さを誇りに思います。

だいたい神社に行くと自分の反応が面白くって、たとえば強いパワーのところに行くと、あくびがたくさんでて涙がたくさん出ます。自己分析では新しいパワーが入ると今まで要らなくなったエネルギーが外に出ようとするのでは・・と思うのですが、本当に面白い。これはゆる体操や気功や霊的体験やエネルギーワークの時によく出る反応。

なので、自分がどんな風に感じるかが大事なので神社の知識はほとんどなく、今回も直前にHPで調べるまで「このはなさくやひめ」の浅間神社(せんげんじんじゃ)を「あさまじんじゃ」と読んでいた私。

今回の最高の旅のガイドさんは山中湖にお住まいのお友達。地元の人ならではのガイドをしていただきました。浅間神社は山梨県(裏)と静岡県(表)にあり(それもHPで知った私)富士山周辺にはたくさん見どころはあるけれど、とりあえずこの二つは押さえようということになりました。

まずは静岡県の表とよばれる浅間神社へ。

何年越しかのまだ見ぬ思い焦がれた人を訪れるかのような体験を期待して、どきどきして神社に入りました。すがすがしい気で、きれいに塗り直されていたり人々にオープンであり「表」と言われるのが分かりました。ただ、私が思っていた、期待していたエネルギーと違うなあと思いつつ歩いていると、どんどん建物の裏へ自然にいってしまいました。その辺りからあくびが出る出る。涙ぼろぼろ。

ボランティアガイドのおじさんが「こんな裏へ来る人あまりいないけど・・」と言っていましたが、裏には人が入れないようになっている富士山の森が。「うわああ、入って一日中そこに居たい」と思うくらい神聖な厳かなエネルギーでした。そして、池のところで目につくのは溶岩。じ~っと見てしまう。なんでこんなに目に留まるんだろうと思っていたら、お友達が教えてくれました。「溶岩って火山で流れてきたからすごいパワーなんだよね」と。

合点がってんガッテン。そっか、地球の中心に近いところから出てきたものなんだ、そりゃパワーあるの当たり前。

そんなことに盛り上がっていた私たちにボランティアガイドのおじさんが「そういうのが好きだったら山宮神社というところに行ったらいいよ」と教えてくれました。そこから車で10分ほど山に入ったところで、ほんとに何にもないところと聞いてワクワクどきどき。

山宮神社は森の中の鬱蒼としたところにあり、階段を上がると御神木がまつられていました(写真)すごいエネルギーでそこに居た私たち3人それぞれにそれを感じて楽しんでいたのですが、急に私から声がでました。それはすごい低い音。おそらくそこのエネルギーとチューニングされたのだと思います。まあすごい倍音でそこに居たお友達も「わああ、びりびりきた」と言っていました。

やっぱり富士山って大地のエネルギーがすごいんだなあ・・あれだけ低い音って地球っていうか大地っていうか・・思い出しただけでもぶるぶるくるくらい・・。

自然って面白い。
エネルギーって面白い。

イタコ体質のお陰でこんなに面白い体験ができるのだから、今ではそれにもとても感謝しています。


つづく