52 Crescent Street

東京目黒から山梨へ育児のためにお引越し。40代高齢出産ママの雑記帳です。

昭和レトロな三沢堂@学芸大

2010年12月26日 | 食べ物のこと


学芸大西口商店街のとある一角。
異様に存在感のある店構え。



迫力ある手書き看板のせいかもしれない。
ショーケースに並べられたサンプルのせいかもしれない。
とにかく「年季の入ったうまさ」がプンプンしてくる店である。

ちょっと急な階段を、ギシギシ鳴らしながらあがる。
いわゆるランチタイムからは少し外れた時間。
客はアタシのみ、らしい。



壁に貼られたメニューも、チェックのテーブルクロスも、ちょっと破れた椅子も、
照明も、おじさんの折り目正しい接客も、何もかも、レトロ。

特にレトロなのは時計。
まさに大きな古時計的時計。
ぼ~~~んって鳴るやつ。


なんだか、吉田篤弘の世界、『つむじ風食堂』に来ちゃったみたい。
つむじ風食堂の夜 (ちくま文庫)


ハンバークやポークチョップやピカタなど、魅力的なメニューの中から
帆立貝のフライを注文。程なくしてやってきたのがコチラ↓。



大きなホタテである。たっぷりのタルタルソースがうれしい。




ナイフで割ってみると、中からジュワ~っと熱々の湯気と汁。
冷めないうちに急いでパクつく。衣が薄くてサクサク~♪ 
扱いが悪いと生臭さが残ってしまう魚介類だが、
臭みはまったくなく、甘みがある。

野菜とご飯と味噌汁と、三角食べして見事完食♪


アタシが帰る頃には、他にもお客さんがやってきて
Bランチ(チキンカツレツとコロッケ)を注文していた。
次はアタシもそれにしよう。



***


ちなみに、食後は学芸大駅前の「かふぇりどぅあんぐいゆ」にてコーヒーを。



五番町ブレンド(マイルド)は、空気がたっぷり入っているようなまろやかな舌触り。
大好きなサーバジアカフェ(多磨霊園)のコーヒーと舌触りが似ているのでありました。

お代わりが250円でできるというのが、とっても嬉しい。




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