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東京目黒から山梨へ育児のためにお引越し。40代高齢出産ママの雑記帳です。

ロシアは今日も荒れ模様(米原万里)

2009年01月07日 | 本のこと
ロシアは今日も荒れ模様 (講談社文庫)ロシアは今日も荒れ模様 (講談社文庫)
米原 万里

講談社 2001-02
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日本での生活、特に東京での生活って、時々とってもつまらなくありませ~ん?
そりゃあ24時間コンビニが開いていて、ファミレスもマックもどこでもあるし
イベント事だっていつでも何かしらあって便利なことは便利だけどさあ、
驚きがないのよ。驚きが。

それが時々たまらなくつまらない。

海外に住んでいるとね、日常生活のすべてが驚き。
何が起こるか、どんな反応が返ってくるのか、予想がつかないわけ。

だから、ヘタすると毎秒驚きっぱなしってことがあるわけよ。
それも、驚きが怒りになることもあれば、抱腹絶倒爆笑物もある。

それが疲れるっていう人もいるけど、あたしとしてはそれぐらいの刺激がないと
退屈でしようがない。

毎日でなくていいから、たまには目玉むくようなことを体験したい!
それが、なんと、本書で疑似体験できちゃうの~(喜)

酒に関する小話や笑い話の数々や田舎町の空恐ろしいまでの
汚れトイレ話などなど、著者が著者だけに笑える話ばっかりたっぷりと。

ロシア旅行で面白いことに少しは遭遇した後だから、尚更面白いし可笑しいけれど
ロシアに行ったことない人でもかなり楽しめる1冊。

思いっきり笑いたい人にお勧めです。