相変わらずすっきりしない天気が続いていますネ!
午前中、議員有志3人(西野茂樹議長、田村雄二議員と私)で友好都市・中国秦皇島市を訪問したレポートが出来上がった(A4 3枚)ので、私的視察とは言え、岩倉博文市長からの親書を届けた経緯もあって、市長に報告書を手渡してきました。
さて、中国から帰ってすぐに港管理組合議会が30日にありました。質問内容は3点でしたが、今回は漁港区の管理運営の異常なあり方を質しましたので、その内容を書き込みます。
実は、私の独自調査で発見したのですが、漁港区内にある国有地の使用は「国から管理委託されるものしか有償貸出が出来ない」ことが原則です。
なのに、それを管理している港管理組合は、無断で4ヶ所の国有地を苫小牧漁業共同組合所有の建物内4ヶ所に無断賃貸をしていたことが明らかになりました。
私の指摘に対し、港管理組合の理事者側は、「管理委託を受けていない国有地を含んで使用を許可し、使用料を徴収していたことは、港管理組合港湾施設管理使用条例上、不適切な取扱いであり、国有地分に係る土地使用料については、地方財政法に基づき適正に処理し、返還することにします」と条例違反を認めました。
私が具体的返還額の取扱いを求めた結果、「現時点では年間約20万円で5年間分の返還額が推計されるが、改めて当該地を測量して返還すべき手続きを取る」と説明していましたが、条例を守るべき行政が違反を行ったことはあってはならないことです。
港管理組合の管理者である岩倉博文市長は、「渡辺議員から何度も(市議会で)ご指摘されていた事項のひとつであり、あってはならないこと。2度とこのような問題が起きないように再発防止に向けた仕組みを構築していく」と陳謝しました。
今後もさらに調査して議員としてのチェック機能を果たしていきたいし、管理組合の組織的な改善も提案していきたいと思います。