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中南米の胎動とチェ・ゲバラの存在

2009年02月08日 19時49分46秒 | インポート

 早朝から除雪車の音で目覚め、外に出るとご近所の皆さんは既に除雪を終えていたので、夜更かしをしていた次男をたたき起すと片言の文句を言いながらも手伝ってくれて助かりました。急いだ理由には訳があって、午前9時30分から上映の「チェ39歳別れの手紙」を見る時間が迫っていたから。何とか間に合ったものの館内では予告映Img_0431 画が上映中でした。鑑賞後の出口で、偶然従兄弟と久々の対面。「上映前に遅れて入ってきたのが満さんだったの?」と言われ、どこで誰に会うのか判らないですネ!「すっかり『チェ・ゲバラ』にハマってしまって・・・」と言うと「私たちも前回の『チェ28歳の革命』を見て・・・」と同様の返事でした。私は、実は「チェ・ゲバラ」に関するもう1本の映画、「モーターサイクル・ダイァリーズ」(6日BSハイビジョンで上映)があることを紹介しました。ゲバラが医学生23歳のとき、先輩(アルベルト・グラナドス)とオンボロバイクで南米大陸を回って北米に向かう長い旅の映画。その旅のなかで出会う(貧困、差別、圧政)体験から「ひとつの南米をめざして」と医学の世界から革命家への道を歩むきっかけとなります。それから15年間のなかでキューバ革命(28歳)を成功させ、キューバに残らずボリビアの圧政とたたかい、最後は1967109日ボリビア国軍によって銃殺されます。

 「すっかり『チェ・ゲバラ』にハマって・・・」と書きましたが、中野副市長(中野文庫)に「チェ・ゲバラに関わる本はありませんか?」と伺ったところ、「読んだことはないし持ってもいない」との返答なので、市立図書館を検索したら「チェ・ゲバラの遥かな旅」(戸井十月:集英社文庫)がヒットし、予約して映画の帰りに借りてきて読んでいるところです。映画では得られない情報がたくさんあります。いま、長く「米国の裏庭」(軍事介入・経済支配)といわれてきた中南米諸国が、米国からの自立を旗印にした国づくりに劇的な姿で変わっています。「チェ・ゲバラ」が上映されている背景にも、こうした中南米諸国の影響があるのではないか、と映画と本から学んでいます。