音楽中心日記blog

Andy@音楽観察者が綴る音楽日記

Rape Me

2008年01月17日 | 歌詞・訳詞
俺を犯れよ 犯ってくれよ 友だちくん
犯ってくれよ もう一度

俺ひとりのことじゃない
そう 俺ひとりのことじゃない

俺を憎めよ なんどでも同じことしろよ
俺を殺れよ 犯ってくれよ 友だちくん

俺ひとりのことじゃない
そう 俺ひとりのことじゃない

俺のお気に入りの内部情報屋さんよ
あんたのぱっくりあいた傷口にキスしてやるぜ
気にかけてくれて感謝してるよ
あんたはいつも ひどい臭いをさせながら人を侮辱してるんだろうな

犯れよ 俺を犯ってくれよ 友だちくん
犯ってくれよ もう一度

俺ひとりのことじゃない
そう 俺ひとりのことじゃない

犯れよ
俺を犯ってくれよ

- Nirvana「Rape Me」(1993)
    (Translated by Andy@音楽観察者)

 自分を裏切り、悪意に満ちた情報をゴシップ雑誌に売った友人に対してカートが書いたとされる歌。「Smells Like Teen Spirit」を陰鬱にしたようなリフに導かれ、カートの口から何度も「Rape Me」という言葉が吐き出される。
 怒りに満ちた歌のはずなのに痛々しい。まるで自分を取り囲む全てのものに向かってつぶやいているようだ。

 原詞はここを参照。