音楽中心日記blog

Andy@音楽観察者が綴る音楽日記

Be My Number Two

2008年01月06日 | 歌詞・訳詞
僕のナンバー2になってくれないか
ナンバー1との仲はもう終わり
なすべきことは なにもない
憂鬱になっても ただ微笑むだけ

僕自身 なにも残っていない
君の目にうつるものがすべてだよ
情熱をかたむける価値があるかって?
それは君次第さ

なにか僕に言うことがあるのなら
冗談めかして言おうとしないで
フェアじゃないことはわかってる
でも 僕の心は疲れきっているんだ

君を見るたび思うんだ
君こそ僕が求める人だと
夢をかなえるためならなんだってするよ
もし君が 僕のナンバー2になってくれるのなら

- Joe Jackson「Be My Number Two」(1984)
    (Translated by Andy@音楽観察者)

 ジョー・ジャクソンらしい屈折した、それでいてせつせつとしたラヴソング。聴くたびにやるせなくなります。

 ここでいう「ナンバー2」ってのは、いわゆる「二号」(好きになれない言葉…)ではないんでしょう。ナンバー1とは終わった、って言っているんですから。「次の恋人」ってことなんだろうと思います。

 まあ現実に「僕のナンバー2になってくれ」といわれてOKする女性はほとんどいないと思いますけどね……嬉しくないでしょ、そんなふうに求愛されても。

 ところで、冒頭で「ジョー・ジャクソンらしい」と書きましたが、もう通じないかもなあ。彼がポップ・フィールドの第一線で活躍していた頃のことなんて、いまや知らない人の方が多いんだろうなあ。

 原詞はここを参照。

 こんな曲。画面に歌詞も表示されます。