音楽中心日記blog

Andy@音楽観察者が綴る音楽日記

Never gonna dance again

2007年10月31日 | CDの感想
  
◆SUGABABES「CHANGE」(2007)
 ぴかおさん激賞なので聴いてみた。

 シュガーベイブスについてはほとんど何も知らないにひとしい。
 英語版Wikipediaを見てみると、女性3人のポップグループで結成は1998年。「21世紀になって最も成功した女性グループ」などと言われているらしい。主要メンバー交代などもあったようだ。
 
 1曲目「About You Now」は文句なく素晴らしい。聴いているだけで闇雲に元気が出てくるソリッドでスピーディなポップチューン。
 しかしすべてこのスタイルを期待すると肩透かしをくらうかもしれない。そのほかは基本的にダンスポップ寄りの音なので。

 だけど、これも聴いているうちにどんどん良くなってくる。
 2曲目「Never Gonna Dance Again」や3曲目「Denial」、7曲目「Surprise」、10曲目「Open The Door」あたりは特にいい。手ごたえのあるポップソングだ。一回り聴いても40分程度という、アルバム全体のコンパクトさも好もしい。

 これまでだったらたぶん出会わずに終わってしまったであろうこうしたアルバムを知ることができるのもネットのおかげだよね。
 まあ、その「おかげ」が強力すぎて、聴きたいもの・好きなものがどんどん増え続け、収拾がつかなくなってしまうんだけども。
 
 アルバムサンプラーの試聴はここで。

 「About You Now」PV