音楽中心日記blog

Andy@音楽観察者が綴る音楽日記

Death of A Disco Dancer

2007年10月09日 | 歌詞・訳詞
ディスコ・ダンサーの死 このあたりじゃ珍しくもない
もしも「平和」とかいうやつが 共通のゴールだなんて思っているのなら
君は自分の無知をさらけ出しているだけ

ディスコ・ダンサーの死 できたら関わりあいになんかなりたくない
近所の人とも話をしたことなんてないし なんの関わりも持ちたくないんだ

愛と平和と調和?
愛と平和と調和だって?

ああ いいね 素敵だ すごく素晴らしいね
来世でやってくれるんならね

- The Smiths「Death of A Disco Dancer」(1987)
    (Translated by Andy@音楽観察者)

 バンドが崩壊する直前の一瞬の輝きを記録したアルバム「Strangeways, Here We Come」収録曲。モリッシーのネガ節全開の詞だ。

 自ら内に閉じこもり、周囲との関係を絶っておきながら、自分を受け入れてくれない社会を呪い、その理想を否定する。身勝手といえばこれほど身勝手な態度はない。なぜそんなものに共感をおぼえてしまうんだろう?

 原詞はここ

 ずぶずぶと泥沼に足を踏み入れてゆくような陰鬱な曲だな。