エンジニアな日々~製袋機 株式会社ムラタ ブログ

日々の仕事での出来事をエンジニアの視点から書いていきます!!

カラー検出と明暗検出の違い!!

2012-01-13 23:49:03 | 製袋機のエンジニアな日記
こんばんは!!株式会社ムラタの村田洋介です!!

本日は北海道の日本海側や道央を離れ太平洋側の釧路までやってきました!

釧路は北海道内でも違う気候であるときいていたのですが、本日はとてもよく晴れていました!
明日も晴れの予報です!!

さて、印刷センサーはカラーセンサが主流となっておりますが、以前は明暗で検出するセンサが主流でした。

この明暗のセンサは白地に黄色、赤字にオレンジ文字など同系色では検知しにくいデメリットがあります。

今までどうして明暗だと検出しにくいか説明してもなかなか伝わらなかったのですが、これをモノクロ写真に例えると説明が付くことに気が付きました!

例えばカラーで以下のような印刷があるとします!!

※例なので様々な色がある雑誌の表紙をつかいます!!


▲明暗のセンサでオレンジ色の『新常識』を検出する場合!!

白黒だと下の写真のようになります!!


▲オレンジ色の『新常識』はこのようになります。

白黒の写真でも分かる通り『クラウド保存』と書かれている黒色と山羊の白色は明暗がはっきりとしています!!

また、カラーセンサでは色の識別が得意なため、明暗で得意な黒と白の識別は苦手となります!!

キーエンス製のカラーセンサではこの2つのモードを足したC+Iモードがあるため、どちらも問題なく検出することができます!!

ただ、最近お客様にお使いになっていただいている中で、カラーセンサを明暗検出モードにした方が使いやすいと言った声も聞こえてきます。

このセンサが一番とは言えませんが、お客様が使いやすいことが一番だと考えます!!
コメント
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