エンジニアな日々~製袋機 株式会社ムラタ ブログ

日々の仕事での出来事をエンジニアの視点から書いていきます!!

2011年を振り返って!

2011-12-31 23:47:42 | 製袋機のエンジニアな日記
こんばんは!株式会社ムラタの村田洋介です!

2011年最後のブログ更新となりました!

改めて2011年お世話になりました皆様に、ブログをご覧になっている皆様、そして出会った方々に御礼申し上げます。

2011年を振り返ると、そこには多くのお客様の笑顔がありました。

製袋機が壊れたとき、何か問題を解決しようと真剣に話をしているとき、私の不手際をお叱りになったとき、仕事をしている多くの時、お客様も私も真剣な顔をしていますが、仕事が終わったとき皆様と笑顔でお話でき、その時が一番印象に残っております!

3月11日の未曾有の震災の1ヶ月後に私が宮城県を訪れると、そこには避難生活からようやく自宅に戻られたお客様がいらっしゃいました。奥様と2人で2台の製袋機をお使いでしたが津波で流された製袋機は泥水をかぶり廃棄を決心するに時間はかからなかったそうです。

その後ようやく自宅に戻ったころ、中古の製袋機を手に入れたのですがそれは古く電源は入るものの動く状態ではありませんでした。

何かの役に立てばと思い、会社から中古の電機部品をダンボールに入れて車で着ていた私は、それらを使いどうにか製袋機が動くようにすることができました。

主モーターが廻りはじめ、熱板が下がりシールをする音が聞こえた瞬間に奥様が「この懐かしい音が聞こえてきて本当に嬉しい」といっていただいた時にこの仕事をしていて本当に良かったと感じました。

今年一年今まで以上に出張が多く、お客様の工場で作業をさせていただきました。

現場にいる時間が長くなればなるほど、お客様の声をダイレクトに製袋機にフィードバックすることができ、また次の仕事へとつながる新しいアイデアを得ることができます。

あと15分ほどで新しい年になります。

私は家でひとりで過ごしていますが、部屋電機を落とし微かな照明の中ゆっくりと今年一年を振り返る時間にしたいと思います。

あらためまして、皆様ありがとうございました!!また来年も宜しくお願いいたします!!
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『こうしてThinkPadはつくられた』とThinkPad!!

2011-12-30 13:54:29 | 製袋機のエンジニアな日記
こんにちは!株式会社ムラタの村田洋介です!!

本日より株式会社ムラタはお休みではありますが、社長を含め3名が出社しております!!

昨日の出張の対策と今後の対応について話あっております!

さて、私以外の2名が昼食にでかけておりますので、昨日友人から聞かれたThinkPadについて今日は書いていきたいと思います!

ビジネスシーンにおいて私がパソコンに求めるものは、最初からプリインストールされたソフトの数でもなければ見た目の高級感でもありません。

長時間パソコンと向き合うので、文書や見積もりを製作する際のキーボードの打ち感や、少しくらい乱暴に扱われても大丈夫な筐体、そしてパソコンを無くした場合にデータを守るセキュリティがしっかりしていることがパソコン選びの前提条件になります。

これらを全て満たすパソコンはレノボ社製ThinkPadとパナソニック製のLet'sNoteが挙げられます。

そして私がどうしてThinkPad選んだかというと、バッテリー寿命やボンネット構造の筐体など優れている点の多かったLet'sNoteでしたが、最初にパソコンを選んだ10数年前は薄いグレーの筐体しかなく現場の汚れた手で使うことを考えると購入に踏みきれませんでした。

当時570シリーズと言ってモバイルノートでありながら、CD-ROMドライブはドッキングステーションと言ったものがあり、これが始めて購入したノートパソコンとなりました!!

今にして思えば、ThinkPadを選んで正解だったと思います。バッテリーやHDDの交換などを前提に作られているため簡単に交換できますし、流通している部品も数多くあります。

またいつの時代も変わらないキーボードも新シリーズが出た時も安心して使うことができます。

パソコン選びで迷ったら、一度ThinkPadを検討してみてください!!おすすめです!!

実は先日このThinkPadについて書かれた本がありました!!


▲ThinkPadはこうして作られた!!


ThinkPadの父と呼ばれる内藤在正さんの著書、ThinkPadはこうして生まれたです!!

日本で生まれた世界標準のThinkPadの開発の苦悩と、中国企業レノボによる買収、そしてレノボの現状とただパソコンを使うだけでなくこれらを知ることでより一層ノートパソコンに愛着を持つことができます!!

そして、仕事も楽しくなります!!
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布ブレーキの製作に欠かせない工業用ミシン!!

2011-12-29 10:33:03 | 製袋機のエンジニアな日記
おはようございます!株式会社ムラタの村田洋介です!!

昨日は横浜での作業となり、本日も朝より設計スタッフが現地に、私も午後より合流いたします。

久々の社内では事務処理が多く、今更ながら時間に追われる師走を感じはじめました。

さて、昨日は製袋機と離れた話題になりましたが、本日は多くの製袋機で使われている布ブレーキについて書きます!

株式会社ムラタでは製袋機の部品の多くを社内で自作しておりますが、布ブレーキも社内で作っております。

その布ブレーキを作るのが工業用ミシンです!!


▲旋盤やフライスと同じく重要な加工機械です!


だいぶ使い込まれておりますが、今も現役で動いております!!

このように株式会社ムラタでは布ブレーキを社内で製作するので、お客様の要望にあわせた大きさで布ブレーキを製作することが可能です!

裏話になりますが、このミシン近所のおばさんが娘さんのジーンズの裾上げに貸してくれということもあります。



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私の学生時代について・・・!

2011-12-28 09:17:54 | 製袋機のエンジニアな日記
おはようございます!株式会社ムラタの村田洋介です!!

昨日は学生時代にアルバイトを行った話をしましたが、私は大学1年の夏休みと冬休みを利用して製袋機業界ではないのですが、産業機械を取り扱う今と同じような分野の会社にアルバイトにいったものです。

3社にお世話になりましたが、最初の1年間お世話になった会社では制御盤の製作をしている会社でした。現在は部品の入手などでお世話になっております。

次に大学2年の時にお世話になった設計事務所では、昨日のブログで書いたように機械設計の基礎を学びました!!

さらに大学3年、4年と東京にある大きな設計事務所で資材のアシスタントとして様々なことを教わりました!この会社では常時大きな仕事をしており、国内有名メーカーのテレビの生産設備をアジアに移設する時期と重なり大きなプロジェクトが常時10件近く進行していたのを覚えております。またこれらの資材の手配を行うのが私がアシスタントとしたついた方で、仕事の仕方や周りに対する気配りの仕方など今思っても大変すばらしい方でした。

オフィスでは常時20名ほどいた設計スタッフの仕事ぶりをみさせてもらい、人手が足りなくて現場に派遣されたときは組み立て部隊の方から仕事の仕方と遊び方を教えてもらいました。

なぜこのような私の回想録を書くかと言うと、昨夜大学2年の時にお世話になりました設計事務所社長さまと、3~4年の時にお世話になりました設計事務所の社長さまが藤沢で私の父親と忘年会をしたのです!

その日皆さんが会うとは知らされていなかった私は、突然の電話に誰だかわからなかったのですがすぐさま懐かしい声に反応することができました!!

いま生意気にも仕事をしておりますが、私の頭の上がらない2人の方です。

昨日はお会いすることができませんでしたが、次の機会にはぜひともまたご指導頂きたいと思います!!

さて、この2日間ほど私はWindowsパソコンのThinkPadからMacBookProへと変え仕事をしております。

今後仕事においてはWindowsは重要なOSであることは間違いありませんが、どんな状況にも応えられるよう、また善し悪しを判断するためにも新たな挑戦をしていきたいと思います!!

***************************************
昨日で宮城県亘理の仕事を終えることがことができました!社長様に帰宅する際のご挨拶ができず大変失礼いたしました!現場では千○さまはじめ皆様に大変お世話になりました!!

大変ありがとうございました!!
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ワッシャの向き!!

2011-12-27 12:55:01 | 製袋機のエンジニアな日記
こんにちは!株式会社ムラタの村田洋介です!!

本日は宮城県の4日目でこれから原反を通しての試運転をおこないます。電源を入れる時、特にサーボモータに電源を入れる時が一番緊張しますが、試運転は長い間気の抜けない時間が続く、細心の注意をながく払う必要があります!!

さて、六角穴付きボルトや皿ビスなど多くのネジがありますが、縁の下の力持ち的な存在がワッシャであります!

スプリングワッシャは回り止めの役目をしますが、ワッシャには均等に力を加える役割をしています。

そんなワッシャですが、私が大学生のとき、最初に行った設計事務所の先輩にワッシャを使うときは向きに注意しないといけないよ!と言われたのを覚えております。

具体的にはワッシャの外側の上半分の角がとれているのでそちらを上にするようにとのことです!


▲写真だとわかりづらいですが、上半分の角がとれています!!

小さなことではありますが、最初に言われたことはよく覚えております!!

さらにもうひとつ記憶に残っていることがあります。Windows95が発売されPCが社内でも各人1台行き渡り始めた時代ではありましたが、私はCADではなく度ラフターによる手描きでの製図を社長より命じられました。

今後CADが当たり前の時代になるのは確かだが、手描きで図面を描けないとCADでも図面が描けないというものでした。

これらが私の基礎となっていることは言うまでもありません。
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クリスマスのお客様!と年末年始のお休みの案内!!

2011-12-26 21:54:19 | 製袋機のエンジニアな日記
こんばんは!株式会社ムラタの村田洋介です!!


クリスマス連休を使ったサーボ現地改造工事も順調にいっております!!ただ先週いた高知県と比べ寒さが比較にならず、冬用のつなぎを着て作業をしております!

しかし、今回作業を始めた日に社長さまより『この地域(宮城県亘理)は雪が少なく、東京が晴れているとこの地域も晴れている』と聞き、日本海側では荒れ模様だったこのクリスマスウィークエンドも大きく天気が崩れることはありませんでした!!

各地域の特色を体験できるのは貴重な機会です!!

さて、クリスマスウィークだったこの先週末は正直お客様からの電話はないだろうと思って仕事をしておりました!

しかし意外なことに本当に多くのお客様からお電話をいただきました!

西は香川県から北海道まで皆さん仕事をされており、製袋途中のトラブルで電話をいただきました。

本日よりインフレが止まるお客様も多いようで、メンテナンスと大掃除をして今年一年を締めくくる準備をしているのでしょうか。

株式会社ムラタは12月29日までの営業となり、新年は1月5日より営業いたします。

休みの間は私の携帯電話もしくはメール宛にご連絡頂けましたら対応致します。
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オムロン製 CZシリーズの交換!!

2011-12-25 09:10:07 | 製袋機のエンジニアな日記
おはようございます!株式会社ムラタの村田洋介です!!

昨日より宮城県での作業を開始しております!!すっかり忘れていたのですが東北道の無料化が行われており福島県白河ICから北は終日無料となっており、山形道、秋田道なども制限はありますが無料化されております!

今回は東北道の川口ICから仙台東部道路の亘理ICまで通行しましたが2300円でした!通行料が安くなると近くなった気がします!(笑)

さて、最近では見ることが少なくなったOMRON製のプログラムユニットが今回の製袋機についておりました!!



▲OMRON製CZシリーズ!!
■EP-ROMに256ステップのラダーが書き込めます!!これは現在の1/600程度の容量です!!■


機構は単純なため壊れるリスクは小さいのですが、それでも壊れたので部品があるかとの問い合せは年に1、2度あります!

このユニットは現在でいうシーケンサにあたり、CPUユニットにあたるCZ-1000を自作基板で代用している場合も少なくありません。

実際には秋葉原で売られているLSIプログラム入門キットがあれば製作できてしまいます。

しかし壊れたと問い合せのある出力ユニットや論理演算ユニットは代替え品がないため交換した方が今後の機械が停止するリスクが少なくなります!!

今回の作業にあたり、機械の型式のみで実機を見ることなく作業に入ったため昨日このユニットに気がついたのですが、知らべてみると電圧や信号線の問題など多少の部品を追加することでクリアできそうです!!

手間はかかりますが、今後の製袋機をご使用いただくことを考え交換作業にはいります!!

本日はこの交換作業と配線をしらべ回路図を創り上げていきます!!

下記にOMRON製CZシリーズの代表的なユニット名称と仕様を記します!!参考にしてください!!


▲OMRON製CZシリーズの型式!!1993年に生産中止となっています!
■代替え品につきましては同社のシーケンサを推奨しています!!■


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インバーターの操作パネル!!

2011-12-24 09:11:00 | 製袋機のエンジニアな日記
おはようございます!株式会社ムラタの村田洋介です!!

本日より宮城県での作業となります!!震災関連でのご依頼ということもあり、クリスマスに作業をさせて頂けるので私自身も優しい気持ちになれそうです!!今日からしっかりと仕事に打ち込みたいと思います!

さて、製袋機の歴史において駆動動力が直流モーターから交流モーターへの代わり、インバーターが用いられるようになりました。

周波数にて変速が可能で電気効率もよい特徴があります。

そのインバーターも年を重ねるごとに進化しております!!
初期の頃のインバーターはとても大きい箱型ですが、その中でも三菱電機製のインバーターは小さいタイプだと思います!



▲FR-A024型インバーター

▲操作部は取り外すことができます!
■操作部は私も持ち歩いていますが、最近は使うことが少なくなってきています!■


当時高価だったインバーターは、操作部をオプション化することで価格を抑えることができました。

このため、複数のインバーターを使用するさいには1つだけ操作パネルを取り付け、残りのインバーターの設定を行う際には操作パネルを取り替えて使用していたようです。

現在ではインバーターの価格も下がり、すべてのインバーターに操作部が標準でついています。

先に書いたFR-A024型インバーターの操作部は私も普段から持ち歩いておりますが、最近では使う機会が少なくなってきています。

これはインバーターの置き換えが進んできるためと思われます!
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ゴムロールの色!!

2011-12-23 12:39:56 | 製袋機のエンジニアな日記
こんにちは!株式会社ムラタの村田洋介です!!

本日は神奈川の会社にて事務作業を行なっております。社長と2人で出勤しております!!

ようやく年末との実感が湧いて来ましたが、まだまだ出張は続きます。本日も夕方よりスタッドレスタイヤに交換し東北へと車を走らせます!!

この週末は荒れ模様と聞いていますので、注意して運転したいと思います!

さて、ゴムロールの色は黒が主流だと思われます。どの製袋機メーカーも主に黒色を使用しており、古い製袋機ですと茶色もあると思います。


▲古い製袋機ですとゴムロールの色が茶色です!


製袋機のメンテナンスはご使用になっているお客様によって違いはありますが、多くの会社ではオペレーターによる日々の清掃と目視による不具合箇所の確認を行なっています。

そんな中、製袋を始める前にフィルムとの接触する部分を清掃するというものがあります。ゴムロールもそのひとつではありますが色が黒いため例え汚れていても目立たないことがあります。


▲ゴムロールの色を白色指定することができます!


そんな時はゴムロールの色を白色にすることで汚れを目立つようにし、オペレーターが気づきやすくすることができます!

これはゴムロールを巻き替える際に、ゴムロールの色を指定できますので興味があれば是非一度お試しください!!
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メインモータ交換!!サーボorインバーター?

2011-12-22 08:54:00 | 製袋機のエンジニアな日記
おはようございます!株式会社ムラタの村田洋介です!!

昨日は香川県と高知県での作業となりました!!ようやく2011年の仕事が終わりつつあると実感が湧いて来ました!それでもあと1台サーボ現地改造とやり残している仕事がありますので、気を引き締めて行なっていこうと思います!!

昨日は香川県では秋○課長さま、都○係長さま、現場の皆さん、高知県では堀○係長さま、川○係長さま、藤○さまありがとうございました!!

さて、サーボ現地改造におきましてサーボモータ改造は日常的におこなっておりますがメインモータの交換も同時に依頼されることがあります。


▲サーボ改造とメインモータの交換


旧・太洋商会の製袋機であれば問題なく行えます!!もちろんどのメーカの製袋機でもメインモータの載せ替えは行うことができます。

なかでもメインモータをサーボ化する2サーボ化や最近作では現地にて3サーボの改造も実績を増やしております!!

メインモータのサーボ化のメリットは熱板の動作を高い精度で電気的に変速できることであり、これは高速製袋機の製袋機に有効です。

また低速機であればインバーター制御でも同様の制御ができます。

ここのすみ分けはお客様の仕様とフィルムの種類によりますが、しっかりとお客様と打ち合わせをして決めていきたいと思います!!
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ODとPD!!

2011-12-21 09:17:21 | 製袋機のエンジニアな日記
おはようございます!株式会社ムラタの村田洋介です!

昨日は香川県内にて1年前のプログラムと再度格闘することになりました!

とある装置の検出器を依頼されていたのですが、残念ながら使用するには難しすぎるということで改良を行いました。

一年前のプログラムを見直すと、基本的な動作は現地に入る前に作成していたのですが現場の勢いをそのままに書いたプログラムがあり、懐かしく感じると同時に幼稚だなと感じることもありました。

今回のプログラムの大きな変更点は、以前は検知物が動いているときに確認を行ったのですが、今回は動き始める前に検知するようにしました。

プログラムを書き換えることにより処理速度を上げ、動きはじめの一瞬の検知で今まで以上の精度を出すようにしました。

ご迷惑をおかけしましたが、加○課長さま、都○係長さまはじめ現場の皆様ありがとうございました!!

さて、表題のODとPDですがこれはフィルムの種類ではありません。

ギアやプーリーに使われている記号で、それぞれピッチ円直径と外径を意味します。


▲プーリーのOD円!!外形を示します!!


ODは単純にOUTSIDE DIAMETERの略なので、難しく考える必要はありません。

ちなみにピッチ円はフィルム送りや移動距離に重要な意味を持ち、ピッチ円直径×3.14の外周より移動距離を求めます!
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Googleの隠された機能!!とエラー表示の無効化!!

2011-12-20 09:14:00 | 製袋機のエンジニアな日記
おはようございます!株式会社ムラタの村田洋介です!!

Googleの隠された機能に"let it snow"と検索すると、画面に雪が降り始め白く曇るとニュースで取り上げられました!!パソコンの設定によってできるものとできないものがあるようですが、私の場合パソコンでは出来ず、ipadではそのユニークな機能を体験することができました!

面白いと感じる機能で調べてみるとその他にも"Hanukkah"や"askew"、"do a barrel roll"と検索することで画面が通常と変わる楽しい機能があります!

しかし私のお気に入りは”The google Pazzle”です!!先に述べた機能と違い問題を解いていくものですが、頭の体操を兼ねてできるパズルです!

Google Chromeをインストールしなければなりませんが、是非一度お試しください!仕事の合間の息抜になります!!

さて、昨日お客様の製袋機のプログラム変更をしましたが、使い勝手向上のためにエラー機能の一部を無効化するものでした!
エラーには温度が設定範囲内にないと出る重要なエラーの他に、手動で装置の一部を動かしてしたまま元位置に戻っていない際に発生する先に比べると重要度の低いエラーがあります。

これらのすみ分けはレジ袋機などのユニットが多い製袋機では有効に使われる方法ですが、作業者さまがわかっていたら重要度の低いエラーは画面表示をさせなくてもいいと言われる場合がたまにあります。

今回も同様の要望だったので、エラー表示を無効化するようにしました。

確かに従来の製袋機ではトグルスイッチが並んでいて、知らぬ間にスイッチがオフになっていたため動作がおかしくなったと聞くことがあり可能な限りエラーは表示させるようにしましたが、お客様の作業性を聞いてだと納得してしまいます!

ちなみに今回はオートスタッカーの製品ガイドの上昇単動ボタンについての無効化を行いました!

○井社長さま、ありがとうございました!!

*****************************************************

昨日は多くのお客様にお会いしました!!宮崎社長さまには前日に書いたヤケ酒をを飲んだ理由を聞かれました!!またとある会社さまの現場ではパソコンの無線LANについて聞かれましたが、その後うまくいったのでしょうか?

皆様ありがとうございました!!

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シーケンサの寿命と載せ替え基準!!

2011-12-19 05:14:55 | 製袋機のエンジニアな日記
おはようございます!株式会社ムラタの村田洋介です!!

昨夜は一人でヤケ酒を飲んでしまい今朝4:30に起きたときは頭が痛かったです!!そんな自分が情けないです!

これより出張に出ます!!

さて、シーケンサは産業用機器を制御する中心となるデバイスですが、シーケンサとは三菱電機製のPLC(プログラム・ロジック・コントローラー)の登録商標です。つまり他のメーカーのPLCは厳密に言えばシーケンサーとは呼ぶことができないのです。

ただし広くシーケンサと言う呼称が広まっているので、どのメーカーのPLCに対してもシーケンサと呼ばれるようになっております。


▲三菱電機製シーケンサ!!これも載せ替えを行います!!


そのシーケンサですが寿命はどれくらいと聞かれると答えづらくなります。今まで見ていると20年以上使われているものもあれば、10年を超える当たりで交換が依頼されることもあります。

株式会社ムラタでは現時点でシーケンサを交換する場合SDカード対応シーケンサを選定しております。

そのためデータのバックアップを取ったり、修正プログラムをSDカード経由でインストールしたりと様々な使い方ができるようになっております。

多くのお客様がSDカードを使った便利な機能を体験しております!!

それでは、今日も集中していってきます!!
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mround関数!!

2011-12-18 09:17:47 | 製袋機のエンジニアな日記
おはようございます!株式会社ムラタの村田洋介です!!

昨夜は久しぶりに自宅で眠ることができました!深夜近くには玄関がバタン音を出すポルターガイスト現象が起きましたが、きっと帰宅を喜んでくれたからでしょうか?(笑)

ただし、すぐに次の出張にでてしまいます。

さて、エクセルは仕事をしていると必ず使うソフトですが、関数を使うことによって色々なことができるようになります。

切り捨てや切り上げ、四捨五入は見積もりを作ったり、採取した計測データを比較しやすいように加工する際にも役立ちます。

そんな際に任意の値で数値を四捨五入する関数mround関数が役に立ちます!!

たとえば各製袋機の生産枚数を50枚単位で表し、グラフ化する場合などに役に立ちます!!

具体的な例では以下のようになります。

  A   B
1 1号機:32,456枚
2 2号機:27,653枚
3 3号機:43,567枚
4 4号機:17,231枚

エクセルのB1のセルに1号機の生産枚数が入っている場合、mround(B1,50)と使えば32,450と言う値が導きだされます。

mround(B1,100)とすれば32,400が導きだされますので、さらに数値がすっきりしていきます。

枚数を正確に把握する必要もありますが、前日の生産枚数を知るためには値をすっきりとさせることで比較しやすくすることができます!!

mround関数を是非つかってみてください!!
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240fpsでの高速カメラによるフィルムのスローモーション!!

2011-12-17 20:43:29 | 製袋機のエンジニアな日記
こんばんは!株式会社ムラタの村田洋介です!!

昨日は関西エリアより新幹線にて茨城県まで移動をしてきました!!ある条件の下にてフィルムに傷がつくとのことでその調査を依頼されました!

実際に製袋機をご使用いただいてる状態を見たらすぐに原因はわかりましたが、調整をされている方のお話を聞くとその位置に機械を合わせた理由をお話になられましたので、今回の不具合の原因を説明させていただき調整を行う際に気を付けることで回避できるとの結果になりました。

お互いに問題に対して共通認識を持つことによって、今後も問題も回避できればと思います!!

現場では下○○さま、篠○さまにはご迷惑をおかけしました。また柘○さまには入り口でお会いしましたので、ご説明をさせて頂きましたが不明な点があれば再度お問い合わせください。

ありがとうございました!!

さて、ニュースにてマサチューセッツ工科大学(MIT)において、1秒間に1兆フレームの写真を取れる超高速カメラが開発されたというニュースを目にしました!!

1秒間に1兆fpsのこの高速カメラはペットボトルの中を進むレーザー光線のスローモーション映像の製作を可能にしたそうです。

ただしこのカメラは1次元情報のみしか得られないため、複数の画像を作成して重ね合わせたそうです。

製袋機の世界ではもう少し時間があるため、1兆fpsの超高速カメラより性能の劣る高速カメラでことは足ります。

ちなみに私は1000fpsの撮影が可能なカメラを持っておりますが、通常240fps程度で150ショットのフィルムの飛び出しを確認することができます!

13ミクロン レジ袋

▲以前にもブログに記載しました!!240fpsで撮影した130ショットのフィルムの繰り出しの様子です!!


私たちの世界ではこれくらいのほうが実用的ではあると思います!
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