アメリカンフットボウルの日本一決定戦「ライスボウル」を見に行って来ました。
学生は甲子園ボウルに勝った関西学院大学、
社会人はX-リーグを制したオービックシーガルズです。
近年アメフットの人気が拡大したか、正月3日のイベントとしてライスボウルが
定着して来たのか、東京ドームがほぼ満員の状態です。
すごい熱気で、これじゃ選手も 大ハッスルでしょう。
<一口メモ>
因みに、アメフットのボウルはBall(球)ではなく、
Bowl(お椀)と言う意味です。これは競技場がBowlの形を
していると言う所から来ています。
試合は、開始早々シーガルズが先制し、その後、関学が追いつくと言う展開。
早いし強いし、パスはビシッと通すし、随所にスペシャルプレーも出て来るし、
いやァ~とっても面白い内容です。
両社とも意地を見せてがっぷりよつの戦いです。
そして最後の第4Q。
関学が追撃のタッチダウンを決め、トライフォーポイントは、キックを決めれば
1点追加で同点になろうと言う所、ギャンブルして普通のプレーを選択。
ここで再度スペシャルプレーを出して2点をもぎ取り、逆転に成功。
この時、残った試合時間はたったの35秒。
してやったりの関学。 校歌「空の翼」が響き渡ります。
が、しかし、しかし、
次のシリーズでシーガルズの執念が爆発。
あっと言う間に再逆転のタッチダウンをやってのけました。
いやはや、すごい。絶対に負けないと言う炎が上がりましたねェ。
ところが、ところが、です。
関学も、最後の最後に 意地がむき出し。
ラスト2秒から、乾坤一擲のロング・タッチダウンパスを放ちます。
関学全員の願いをこめたボールがQBの手から飛び出し、
きれいな弧を描いてゴールに向かって飛んで行って・・・
う~ん、しかし、惜しくもレシーバーの腕の中には納まらなかったァ~。
ドラマチックなラストを乗り切ったオービックが勝利。
いや~、お正月から面白い試合を見せてもらいました。
興奮した、満足した。楽しかった~。