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WHOによるポリオの国際的な感染拡大に対するPHEICの継続

2014-11-18 | Vaccine トピックス
14 November 2014

野生型ポリオウイルスの感染拡大に関して、世界保健機関は11月7日から13日にかけて第3回緊急委員会を開催。
パキスタンからアフガニスタンに輸入症例が新たに3例報告される等、国際的な流行の拡大は継続していることから、現在もPublic Health Emergency of International Concern (PHEIC)の状態にあると判断された。
 
世界保健機関によると、パキスタンではポリオの報告数が増加しており、感染を食い止める手立てに改善が見られないことから、同国から国際的な感染の拡大のリスクは高まっているとしている。
一方で、勧告の対象となる他の9か国からの感染拡大のリスクは明らかに減少しており、7月末以降に報告された新たな感染拡大は2例のみ(ソマリア1例、アフガニスタン1例)であった。
 
パキスタンでは感染拡大を予防するための勧告措置が十分に取られておらず、委員会は予防接種歴が確認できない渡航者への出国を制限などの対応を求めた。PHEICは3か月後に再評価される予定。
 
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