Global routine vaccination coverage, 2013 WER; 21 November 2014, vol. 89, 47 (pp. 517–528)
1974年にWHOは全ての小児が定期接種を受けられるようにするためExpanded Programme on Immunization (EPI)を設立した。
それ以降、4つの重要なワクチンの接種率は5%未満から84%以上に上がり、更なる推奨ワクチンが追加されてきた。
DPTワクチンを生後12月胃内に初回3回接種の実施率が予防接種プログラムを評価する指標となっている。
2009年以降、このDTP3の接種率は2013年の推計接種率が84%であるように、83-84%に留まっている。
2013年には麻疹含有ワクチンの2回目の接種(MCV2)が初めて報告され、2歳になるまでの接種率は35%、その後の年齢を含めると53%だった。
世界の予防接種率は改善してきているものの、ワクチンで予防できる疾患から全ての子供を守るためには、地域による公正な接種の機会の確保の点で改善が必要である。