黄熱について
2014年5月の世界保健総会でIHR2005のAnnex 7の修正が採択された。
それに伴い、黄熱の予防接種における接種証明書の有効期限の規定が2016年の6月から制限なしとなる。
それまでの間は、再接種が求められることもある。
Yellow fever vaccination booster
各国の入国時の黄熱接種の必要性についてはInternatinal Travel and HealthのCountry list 2014を参照。
ポリオについて
2014年5月5日にWHOがPublic Health Emergency of International Concern (PHEIC)の声明により、ポリオウイルスの国際的な感染拡大のリスクがある国では海外渡航前の渡航者に予防接種を求めるよう促した。
FORTH 2014年05月07日更新 野生型ポリオの国際的拡大のリスクに関してWHOが声明を出しました
これを受けてパキスタン、カメルーン、シリア、赤道ギニア(6/18に追加)等の国では、4週間以上の長期間滞在する場合には出国時にIHR Annex6に基づく様式の接種証明書を求められることがあるので、現地の情報に注意する必要がある。
ポリオの流行状況について: Global Polio Eradication Initiative (Polio Public Health Emergency)
在パキスタン日本国大使館からのお知らせ(国外渡航に伴うポリオワクチン接種の現状:その4)
IHR2005に規定された接種証明書の様式