国際医療について考える

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Cryptococcus infection

2011-10-07 | 感染症内科 各論

Cryptococcus neoformans var. grubii: 世界中のcompromised hostで認める。
Cryptococcus neoformans: 欧州を中心に認める
Cryptococcus gattii: 基礎疾患の無い患者に認めるが、オーストラリアやパプアニューギニア等の熱帯気候から拡散された

肺病変の病理組織
免疫抑制が軽度:乾酪肉芽腫と周囲の線維化により肉芽腫性肺炎
より強い免疫抑制:円小細胞の少ないムコイド肺炎・組織球性肺炎
さらに強い免疫抑制:肺血症により末梢肺野に塞栓症を起こすが、細胞反応がほとんどない
[n engl j med 2011. 365;13]


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