蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

千秋楽☆

2010年08月22日 18時43分50秒 | 日記
昨日は千秋楽☆

たった二日で終えてしまうのが、もったいない舞台

  贅沢な舞台だよねぇ~

なので、出来るだけ大勢の皆さんにご覧いただきたい

初日は、500名位のお客様が会場に足を運んでくれましたし
二日目の千秋楽も、400名位の方がいらしてくれたようです。

ご来場下さいました皆様、本当にありがとうございました

先週水曜日の稽古後、劇団倉庫から資材積み込み行い
木曜日の朝9:00~会場の仕込み開始。
この日の夜、シュート&明かり合わせだったんだけど
18:30頃から突然豪雨に見舞われ
19:00から予定していた明かり合わせが大幅に遅れてしまった
開始したのは、確か21:30頃だったかな?
未成年は22:00、一般参加者は23:00解散。
その後、協力を申し出てくれた数人の出演者に手伝ってもらって
明かり合わせを続行。
終了したのは、午前3時過ぎ
三光スタッフの皆さん、遅くまでありがとうございました!

疲労と寝不足から声枯れが悪化
思い出すのは、フリンジ“ム”空間シアターの時の悪夢

  こ、声が出ない

二度とあのようなことがあってはならんぜよぉ~

「カオス」編の時は、寝不足続きだったけど
お風呂の湯船にゆっくり浸かることで何とか切り抜けた。
で、今回もせっせとお風呂に入ってるんだけど
ついに声枯れが始ってしまって…

  何とか持ち堪えてくれ、声帯クン…

先週半ばから祈るような思いだった。
けど、雨に濡れ体が冷えたのも追い打ちをかけて
ついにこの日、声枯れが本格化

今回の役は、声色を変化させなければならない役どころ。
絶対に声をつぶしたくなかったんだけど…

金曜日、朝10:00集合。
舞台の不備を整えて、午後から効果音サウンド・チェック。
監修の和田先生とバレエダンサーのナミホちゃんが
遠方から会場入りして、夕方から荒通し稽古。
夕方、一般参加者や音楽隊が続々と合流し、夜は最後の通し稽古。
稽古が終ったのが21:40
出演者は、ここで解散となったけど
その後、私は和田先生からダメ出しを頂き
照明を若干修正して、三光スタッフさんが解散したのが
凡そ23:30ぐらいだったかな?

警備員さんとの交代時間は午前0時。
それまで、警備担当のケンタロウ君と二人で待機し
警備員さんに申し送りをして帰宅したのは、午前1時近かった。

初日は、朝9:00集合。
午前中、音楽隊中心の荒通し稽古。
13:30、ゲネプロ開始。
終了後、メイクや本番準備に取り掛かる。
夕方、ボランティアスタッフさんが続々と会場入り。

  ボランティアスタッフの皆さん、ありがとうございます

17:30過ぎ、既にお客様が受付前に並び始めて…
受付スタッフは、かなりテンヤワンヤだったようです。
駐車場警備のスタッフさんも大変だったようで…
こちらの指示不足もあり、お客様にもスタッフさんにも
大変な思いをさせてしまいました

  申し訳ありませんでした!

19:00、いよいよ開演時間…
が、受付が思うように捗らず、音響面でもちょっとしたアクシデントがあり
10分ほど遅れて開演。

開演前はバタバタだったけど、舞台は大きな失敗もなく
心配していた布の演出も、担当のみんなが頑張ってくれて
滞りなく終えることができ、お客様の大きな拍手に包まれ無事終演。

カーテンコールが終わって、会場にご挨拶に出てみると
大勢のお客様が会場に残って下さっていて
どの方の顔にも満面の笑みが

すっごく嬉しかった

舞台製作中、とてもしんどい時に思い浮かべるのが
公演後のお客様の笑顔なんです。
それを思い浮かべると、どんなに辛くても乗り切ることが出来る…
たくさんの笑顔と出会えて、疲れが一気に吹っ飛びました。
2時間20分という長時間の舞台にもかかわらず
最後までご覧下さった皆様に、心より御礼申し上げます。

お客様をお見送りして、キャスト・スタッフが集合し
無事初日を終えたことの感謝を述べ、記念撮影。

初日は、二人のカメラマンが舞台写真撮影に来てくれていた。
星斗さんは東信から、N氏は東京から

  ありがとうございます

この日も、警備員さんとの交代時間までケンタロウ君と会場に待機。
帰宅したのは、午前0:30頃。
喉が益々まずい状況
お風呂に入って、湯気をたくさん吸い込んで
あと一日を無事に終えられるよう祈りつつ、床につく。

二日目の千秋楽は、お昼に集合。
午後、体を起こす意味で荒通し稽古をして、本番に備える。

19:00、予定通り千秋楽の舞台が開幕―

  う…こ、声が…思うように出ない…

私以外の出演者は、昨日より良い感じで演技している。
終盤まで、私の声以外は、スムーズに進行。
全体としての出来は、二日目のほうが良かったかもしれない。
そして、無事終演―

初日に負けないくらい大きな拍手に包まれました。
ありがたいことです。

  …申し訳ありません…声が思うように出なくて…

それでも、何とか最後まで声は出ていたので
フリンジの時の二の舞にならなかっただけ、良かった。。

お客様をお見送りして、キャスト・スタッフが集合し
終幕の挨拶を行った。
みんなの笑顔・笑顔・笑顔
本当に嬉しかったです

三光スタッフさん、ボランティアスタッフさん
音楽隊の皆さん、客演の皆さん、一般参加の皆さん
動員にご協力下さった支援者の皆さん
そして、団員諸君!
全ての皆さんに対して、感謝・感謝・感謝です

衣装の北村さんは、連日舞台裏でチクチクと針仕事をしてくれてました。
本当にありがとうございます。
裏で一生懸命舞台を支えて下さる方がいるからこそ
出演者は安心してスポットを浴びることが出来るんです

その後、バラシ開始
・・・・・・・・・・
劇団倉庫への運び込みが完了したのは、ナント午前3時半
最後まで残って、あの地獄の階段(別名「絶望の階段」)を行き来しながら
あの重たい平台を倉庫内運び込んでくれた皆さん
本当にありがとうございました
ナント!作曲家のMoriさんもお手伝い下さったんです♪
Moriさんの体力には、驚かされました。

Moriさんが作曲して下さった曲は、とても好評
音楽隊も声楽隊もMoriさんを中心に
素晴らしいチームワークで舞台の完成度をあげて下さった
ダンサーのナミホちゃんや松本から客演してくれたN夫妻もです

あぁ…感謝してもしきれない…どう伝えたら良いんだろう…

こうして、無事千秋楽の一日を終えたのでした


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