蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

キッズの長時間稽古☆

2010年11月21日 19時16分06秒 | 日記
まずは、お知らせです

昨日の信濃毎日新聞北信版に
「表現&コミュニケ―ケーションワークショップ」
の記事が掲載されました!

記事掲載に関してご尽力を頂いたM記者さん

  ありがとうございました

尚、信濃毎日新聞東信版には来週掲載予定とのことです。
まだご覧になっていらっしゃらない方は
お時間のある時に、昨日の朝刊をペラペラっと捲ってみて下さい


さて…

昨日と今日は、サンクスで上演する
キッズ・モア・ショートの長時間稽古だった。

タイトルは

  チック・タックと愉快な仲間たち~ねずみの王子がやってきた~

上演時間は僅か13分程度だが、出演者がキッズオンリー♪
幕が上がると助けてくれる大人は誰もいない。
キッズが主役、キッズが主体者!
サンクス・ギビング・デーを初めて開催した年に
ダンスと歌に少しだけ台詞を加え上演したのが始まり。
その頃に比べると、キッズのレベルが格段に上がっている。
上演時間も徐々に長くなり、今年は10分を越える作品になった。
稽古回数が少なくて若干心配だったけど
昨日と今日の4時間に亘る稽古で
台詞も動きも殆ど入り、今日の稽古後半では

  段取りではなく、今、出来事が起こっている

とお客様に感じて頂くためには…などと
大人に出すようなダメ出しが出来るようになった。

子どもだから無理、という考えを私は持っていない。
確かに生きている年数が少ない分経験は少ないし
記憶へのインプット量も少ない。
けど、大人も子供も感情の動きは同じで
その表出方法が大人は屈折しているだけ。
子どもたちのほうが逆にストレートだ。

現在在籍しているキッズたちは

  出来ない~

と誰ひとり言わない。

あ、以前はありましたけどねぇ~
恥ずかしいが先立つときもあったなぁ~
いつの間にそこを超えたんだろう?

秋に入団したキッズたちは
わからないことだらけだろうけど
楽しそうに前向きに取り組んでいるのが
見ていても気持ちがいい


今でも、腑に落ちないときは躊躇する場合があるかな?

指導側は、腑に落ちていないのが表情でわかる。
なので、説明したり演じて見せたりして
何となくでも理解したうえで
演じることが出来るように配慮している。

歌って踊って演技して…
随分高度なことをやらせてるな…
と思いながら、それについてくるキッズをみると
もっと出来そうな気がしてくるから不思議。

これからが楽しみなキッズたちです


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