蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

見える化

2015年01月18日 10時39分04秒 | 日記
昨日は、信州大学の地域戦略プロフェッショナル・ゼミだった。
このゼミは、東信・中信で開催されている。
今回の会場は、上田市の国際音楽村。
車でしか行けない場所である。
年中寝不足気味の私は、長距離運転が苦手。
鳥目のため、夜の高速道路の運転は
出来るだけ避けたいが
このゼミを受講するためには
どうしても夜行運転の必要が出て来る。

継続できるか?

と悩み、北信方面からの受講者に
車に同乗させていただけないか頼んでみたところ
某美容室社長のM氏からご快諾をいただけて
ここ数回、車に同乗させていただいている。

ありがとうございます!

もちろん交通費はお支払いさせていただいる。
昨日は、飯山市から参加しているKさんも同乗。
ぺちゃくちゃ会話しながら楽しいドライブ♪

ゼミの宿題は企画書。
長野県の元気づくり支援金にエントリーするつもりで
企画を考え、書類を製作して、プレゼンをする。

本公演の稽古が始まり、初動が肝心なため
今が一番多忙な時期だけど
宿題は何としても作成しなければならない。

毎回徹夜で宿題に取り組む状況で
一昨日も例にもれず、徹夜作業となった。

私が提案したのは、キッズ向けのコミュニケーションWSを
各地域で行い、長野県に波を起こしていこうというもの。

名付けて

 『キッズ☆ドラマ・ムーブメント in NAGANO』

私はこの15年間で、1500回以上もの
表現&コミュニケーションワークショップ講師を
経験させていただいてきた。

学校・企業・団体
幼児~高齢者
会社員向けWS
社会人向けWS
児童・生徒・学生向けWS
教師向けWS
子供向けWS

表現に特化したWS
声に特化したWS
コミュニケーションに特化したWS
自己コントロールに特化したWS
芝居づくりに特化したWS

根っこになるのは

 伝える・受け取る・感じる・考える・選択する

講師を行いながら、私自身が勉強させていただき
事例・アンケートを含め、相当数のデータがある。

ゼミでのプレゼンは、一夜漬けの資料のため
口頭での内容が中心だった。
そのため聴講してくださった方々から
データの「見える化」を求められた。

 青木さんの話を聞いていると
 すぐにでも出来そうな気がするけれど
 知らない人を説得するためには
 「見える化」が必要だと思う。

はい。
その通りです。。

膨大な資料があるが、整理が全く追いついていない。

けど、これをまとめたら、ノウハウ本が出来るだろう。

ただ、私自身はこの作業をする時間が取れない。

むぅ…こういうことが得意な人、いないかな~

受講者の皆さんからは

 「見える化」できれば
 あっという間に広がっていきますよ

という声をいただいた。

ですよね…

どこかで、時間を作るか、誰かにお願いするか…

これも今後のために必要なこと。

次回のゼミは、自身の企画をブラッシュアップして
提出することになっている。

取りあえず、昨年1~2年間のアンケートや
感想文をまとめてみようか…

ゼミ後、懇親会が開催されたが
私は稽古があるため、電車で長野へ。

20:00頃、稽古場へ到着。

先週の土曜日は、台本執筆のため欠席。
なので、昨夜が年明けの青年クラス初稽古だった。

青年クラスでは、みんなで話し合い
5月に座内発表会を行うことに決定。

3本の短編作品を演出に頼らず
自分たちで役作りをしながら創作していく。

稽古が頓挫するようなことがあれば
もちろんアドバイスはするつもりだし
座内発表会と言えども
夢幻の主催事業であることに変わりはない。
なので、通し稽古を見させてもらって
観客としての感想を出来るだけ的確に伝え
発表会では、お客様に楽しんでいただけるように
私なりに配慮していこうと考えている。

団員一人ひとりが自分で考えて
役作りを出来るようになれば
もっと面白いことができるし
もっと良い舞台を創作できる。

そして私も、脚本・演出・役者
それぞれのスキルをアップしていく―

これからの団員の成長が楽しみです♪


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