蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

特別出演メンバーのご紹介♪

2013年07月13日 23時46分46秒 | 日記
今年のオープンエア特別出演のメンバーは
男性3人、女性3人、過去最多です。

演奏隊・声楽隊メンバーも過去最多!

有難いことですね♪

今日は、特別出演の皆様のご紹介を少々。

まずは、劇団くるま座の松本恭子さん。

恭子ちゃんとは、かれこれ20年以上のお付き合い。
私が劇団くるま座に入団し、「ひょうとくさん」という舞台で
初めて主役をさせていただいた時
若き制作スタッフとして関わってくれて
次の作品では板の上に立ち、以来ずっと
くるま座の役者として、舞台に立ち続けている。
初めて出会った頃の恭子ちゃんは
非常に集中力があり、少年っぽい不思議な魅力があったっけ。
演出家・くるま大八先生が亡くなってから
精神的にも役者としても大きく飛躍し
これから益々楽しみな役者さんです。
オープンエアは今年で三回目、今年2月の劇団本公演と
6月の児童劇にも出演してくれました。

二人目は、同じく劇団くるま座の窪田裕子さん。

くぼちゃんとも、20年くらいの長いお付き合い。
スロースターターで、面白い雰囲気はあるものの
その面白さを確信したのが、私がくるま座で
演出助手をやらせていただいた時だった。
それは「ずく」という作品で
いくつかのオムニバスで綴られる舞台
そのうちの一つの演出を私が担当させていただき
その作品のキャストとして出演していたのがくぼちゃんだった。
役者だった私が、初めて演出に挑んだ思い出深い作品でもある。
(学生時代の演出はカウントにはいれていません)
怖いもの知らずのハチャメチャな作り方だったけど
くぼちゃんのはじけっぷりは最高だったな。
今は、はじけっぷりがすっかり板につき
実にユニークな役者に変貌を遂げた。
彼女も恭子ちゃんと同様、くるま先生が亡くなられてから
自らの意思で一歩一歩役者道を歩んでいる。

頼る人がいるうちは、自主性は育ちづらいものなのかもね…

昨年のオープンエアに続き2度目の出演。
恭子ちゃんと共に2月劇団本公演と
6月の児童劇にも出演してくれました。

三人目は、劇団ねじ式の池田春彦さん。

池田さんは、オープンエアシアター2007「ISHIN」の時
飯山市から数名の団員さんと共にご参加下さった方。
週一回、劇団員と私で飯山まで稽古に通ったことが懐かしい。
「ISHIN」は、新撰組をモデルに創作した作品で
池田さんには局長を演じていただいた。
夢幻は基本的に若手のメンバーが多く
パワーはあるが重みにかける一面がある。
池田さんは年齢を重ねた存在感があり
舞台の重みの一翼を担ってくださった。
その後、お互いに多忙で暫く疎遠になっていたが
今年2月の劇団本公演に池田さんが足を運んでくださり
メールで嬉しいご感想をいただいた。
オープンエアの作品づくりに入ってキャストを考えたとき

  うーむ…
  やはり年齢を重ねた男性役者が必要だよね…

と思い、ダメ元で池田さんにご相談したところ
有難いことにご快諾をいただけた。
今回もきっと燻銀のような存在感のある演技を
見せてくれることでしょう。

四人目は、牧恵一郎さん。

牧さんは、須坂市の㈱ニットーの社長さん。
ニットーさんは、3年程前から夢幻の賛助法人会員に
なって下さっている。
公演のご案内に伺ううちに、牧さんが若い頃
役者になりたいと思っていたということが判明し
それ以来、いつかオープンエアにご出演いただこうと
密かに目論見続けていて
今回ようやくその目論見が実現する運びとなった。
専務さんや常務さん始め、社員の皆さんも
とても楽しみにしているご様子。
ニットーさんの社員さんの中には
小布施在住の方も多く、またニットーさんの本拠地・須坂市には
今回の作品のモデル「福島忠勝公」のお墓がある大乗寺もある。
非常に強い縁を感じます。
きっと舞台に華を添えて下さることでしょう。

五人目は、信州プロレスリングのグレート無茶さん。

無茶さんとは、今年の4月にひょんなことから
信プロさんの本拠地・アリーナでお会いする機会があり
練習終了後、お話をさせていただいた。
そこで伺った無茶さんのプロレスにかける思いや情熱・心意気が
私たちのそれと共通するものを強く感じ
オープンエアシアターにお誘いした次第。
ご多忙で無理かなぁ…と思っていたが
前向きにスケジュール調整をしてくださり
晴れてご出演いただく運びとなった。
もちろんマスクをかぶっての登場となります。
どんな役どころで登場するか…
皆さん、どうぞ楽しみにしていてください!

六人目は、元劇団員の坂本真由美さん。

もっちゃんは、長年にわたり夢幻の看板女優として
また、運営面の上でも劇団に貢献してくれた。
退団後も法人理事として残り
運営面を陰でで支えてくれている。
今は、自営業であるご実家の仕事を支えなければならない立場だが
仕事に支障が出ない範囲で役者業を継続。
児童劇「カン太の涙」には客演としてずっと出演してくれている。
退団後、お手伝いに来てくれた本公演で
「役者をやりたい」という気持ちが改めて明確になったようだ。
劇団としてもっちゃんの退団は痛かったけど
退団しなければ、本当の思いに気付かなかったかも…
純粋に舞台に向かう心を持つメンバーの一人として
これからも同じ板の上で生き生きと演じていってもえたら…
と密かに願っている。

いずれも個性豊かで存在感のある役者陣♪

夢幻の役者陣の良い刺激になることでしょう。


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