昨日は、準劇団員&研修生発表会だった。
団員が3チームに分かれ
劇団員3人がアドバイザーとして入り
私が書き下ろした短編3作品を上演。
私は殆ど関わらず、稽古時間中は
客観的にみんなの状況を観察。
おかげで、準劇・研修生たちが
つまづく箇所や方向性を見失う箇所が見えた。
役作りのために必要なことや手順は
これまで教えてきているが
言葉で理解するということと
肝で理解するということは異なる。
一つはっきりしたのは
役の人物像を浮き上がらせるために必要な
生い立ちや環境、価値観を
明確にイメージ化することの重要性。
人間はそれぞれ価値観が異なる。
感情の動き(怒る・泣く・笑うetc)の
ポイントが異なるのはこの価値観の違いによる。
気になること、好きなこと、嫌いなこと
楽しいこと、悲しいこと、怒ること…
みんな違うよね。
そして、感情の表現手法もみんな違う。
表現手法の違いは、その人物を取り巻く環境。
だから役者は、その役を徹底的に知る必要がある。
媒体は自分であっても、その役は自分ではない。
(媒体:身体・声・感情)
故に気分だけでは役作りにならない。
①自分自身の声や身体、感情を使い、その役に近づける。
②自分の狭い価値観に囚われず、様々な価値観を知る。
③自分の表現の幅を広げるには記憶へのインプットが必要なので
舞台、映画、人間観察をして、インプット量を増やす。
そして…
舞台における出来事は役者にとって
「初めての出来事」の連続である。
これが一番難しいようだ。
演じている役者は、次に何が起こるか知っているし
ストーリーも全て知っている。
「初めての出来事」
役者として常に新鮮な状態を保てるスイッチを
手に入れることが、良き演者への一歩である。
結果的には、いつも必要だと思っていることを
再確認した感じ。
ただみんなが方向性を見失うポイントは明確になった。
どうやろう、こう動こう、ああやりたい
動きのみが先行した瞬間、人物を見失うようだ。
人物あっての行動なのだが…
行動と感情の一体化
常にこれを保持出来れば、良い役者の仲間入り。
あ、これは、声や滑舌、身体性などの
役者としての基礎をクリアした上でのお話―
バレエダンサーが毎日バーレッスンをするように
役者も毎日基礎訓練に励み
その日の自分の状態を知りながら
本番にベストコンディションで臨めるように
調整を重ねて行く。
①自分を知る
②目標を定める
③目標達成に必要なアイテムを手に入れる
今回の発表会は①を知る機会になったのではないかな?
後は、本人のやる気次第―
今後の団員の成長を見守っていこう♪
団員が3チームに分かれ
劇団員3人がアドバイザーとして入り
私が書き下ろした短編3作品を上演。
私は殆ど関わらず、稽古時間中は
客観的にみんなの状況を観察。
おかげで、準劇・研修生たちが
つまづく箇所や方向性を見失う箇所が見えた。
役作りのために必要なことや手順は
これまで教えてきているが
言葉で理解するということと
肝で理解するということは異なる。
一つはっきりしたのは
役の人物像を浮き上がらせるために必要な
生い立ちや環境、価値観を
明確にイメージ化することの重要性。
人間はそれぞれ価値観が異なる。
感情の動き(怒る・泣く・笑うetc)の
ポイントが異なるのはこの価値観の違いによる。
気になること、好きなこと、嫌いなこと
楽しいこと、悲しいこと、怒ること…
みんな違うよね。
そして、感情の表現手法もみんな違う。
表現手法の違いは、その人物を取り巻く環境。
だから役者は、その役を徹底的に知る必要がある。
媒体は自分であっても、その役は自分ではない。
(媒体:身体・声・感情)
故に気分だけでは役作りにならない。
①自分自身の声や身体、感情を使い、その役に近づける。
②自分の狭い価値観に囚われず、様々な価値観を知る。
③自分の表現の幅を広げるには記憶へのインプットが必要なので
舞台、映画、人間観察をして、インプット量を増やす。
そして…
舞台における出来事は役者にとって
「初めての出来事」の連続である。
これが一番難しいようだ。
演じている役者は、次に何が起こるか知っているし
ストーリーも全て知っている。
「初めての出来事」
役者として常に新鮮な状態を保てるスイッチを
手に入れることが、良き演者への一歩である。
結果的には、いつも必要だと思っていることを
再確認した感じ。
ただみんなが方向性を見失うポイントは明確になった。
どうやろう、こう動こう、ああやりたい
動きのみが先行した瞬間、人物を見失うようだ。
人物あっての行動なのだが…
行動と感情の一体化
常にこれを保持出来れば、良い役者の仲間入り。
あ、これは、声や滑舌、身体性などの
役者としての基礎をクリアした上でのお話―
バレエダンサーが毎日バーレッスンをするように
役者も毎日基礎訓練に励み
その日の自分の状態を知りながら
本番にベストコンディションで臨めるように
調整を重ねて行く。
①自分を知る
②目標を定める
③目標達成に必要なアイテムを手に入れる
今回の発表会は①を知る機会になったのではないかな?
後は、本人のやる気次第―
今後の団員の成長を見守っていこう♪