蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

OA事務科講習スタート!

2014年02月04日 16時14分11秒 | 日記
昨日は、朝9時から中野市職業訓練センター
OA事務科講習の入校式だった。

講座は全3ヵ月。
私は職業能力基礎コミュニケーション講座を担当。
サポートはケンジ君。
今回は、コミュニケーション講座以外
全部パソコン関係の講座。

事務職員の方、曰く

 ずっとパソコンに向かう講座ですからね
 体を動かす講座があったほうが良いと思って
 入れさせていただきました

と。

体を動かすと脳も活性化する。
職員の皆様は、これまで私の講座を受けた受講生を見て
また受講生からの感想を聞いて、実感されているのでしょう。

今回の受講生は全体的に年齢層が高齢。
が、何歳になっても学びの姿勢を持っていれば
吸収することが出来ます。

入校式の時は、緊張からか
雰囲気が若干暗かった受講生の皆さん。

私は毎回講座の一番最初の授業を受け持ち
ギクシャクした雰囲気をぶち壊して(?)
お互いにコミュニケーションを図り
良いクラスになっていくための
地均しをさせていただいている。

これから3ヵ月間、毎日朝から夕方まで
共に講座を受ける仲間ですもの
切磋琢磨しながら時には助け合い
講座を終了してからも、仲間として末永く
お付き合いしていけたら
こんな素敵なことはない…ですよね。

13:00、コミュニケーション講座開始。
最初の50分は、教室でこの講座の目的や
訓練方法の座学を行う。
緊張気味だった皆さんの表情が
徐々に和らぎ笑い声が起き始める。
座学の中の質疑応答で、どの方も
目標を持った生き方をしたい…と
考えていらっしゃることが判明。

その後、ホールに移動して
軽いストレッチ、軽い筋トレの後
姿勢、歩き方、颯爽と歩くポイントなどを
体感していただき、発声・活舌を行った後
毎度お約束の名前リレー♪
ここでは、ニックネームで呼び合うのが恒例となっている。
ニックネームで呼び合うのって
距離を近くするのに効果的なのです。

本当はゲームをもっとやりたかったけど
既に場の空気がなごんでいたので
お一人ずつ自己紹介をしていただき
初回講座を無事に終えた。

職業訓練センターさんで講師をさせていただき
私も様々なことを学ばせていただいている。

自分の脳では

 人間は皆、価値観が異なる

とわかっていても、どう異なるのかということや
琴線に触れるポイントや激昂するポイントなど
具体的なポイントを知るには実践が一番。

仮説を立て、実験を重ね、結論に到達する。

論理だけでは割り切れないのが人間
だからこそ、上記の過程が大切なのだ。

断定はせず、「~かもしれない」と想定する。
これも大切ですね。

断定すると、知らぬ間に自分のメガネに
フィルターをかけることになる。
これに気付かない人が多いんですね。
これが、すれ違いや摩擦の原因になるケースが多々あり
それに気づけば、スムーズな人間関係を築けるのに…
と思うけど、これが案外難しい。

という私も、以前はかなり断定派だった。
今も名残はあり、気をつけてないと
危うくフィルターをかけてしまいそうな時が…

以前より早い段階で気づけるようになっただけ
マシって感じ。

人間として、演出家として、作家として
有難い経験をさせていただいているセンター様に
心から感謝です!

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。