蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

前編第一稿

2011年01月05日 23時36分19秒 | 日記
先程、前編のみ脱稿。
これから修正を加え、明日には配布したいと思っている。
前編は「表現&コミュニケーションワークショップ」長野チーム用。
後編が上田チーム用で、明日中に何とか書き上げたい

みんな首をなが~くして待ってくれてるんだろうな・・・
ごめんなさい

稽古初めの日、せめて台本を読んで参加してもらうには
どうしても明日中に、脱稿しなければならない。
短編なので30分もあればサラサラっと読める・・・はず。

これから劇団員に感想を聞くんだけど
どれくらい修正が入るかが問題だ

この2作品のタイトルは

  アマノ銀河ノ端ッコデ~風鈴編~ by長野チーム
  アマノ銀河ノ端ッコデ~渦巻編~ by上田チーム
   原作/宮沢賢治
   脚本・演出/青木由里

これは、宮沢賢治さんの難解ともいえる「銀河鉄道の夜」と
心象スケッチ「雨ニモマケズ」をベースにして果敢に挑んだ作品。
短編に付きかなり割愛し、完全に青木ワールド化してますが
宮沢賢治さんの書きたかったバックボーンは
微力ならどうにか表せたのではないか・・・と、本人は思ってます。
とは言え、ご覧になったお客様に
ご感想を伺ってみないと正直わかりません

そして、もう一つのポイントは・・・
この2作品、タイトルは同じでサブタイトルが違う。

ね?
どっかで見たような記憶があるでしょう?

そう「百々眼」です

これも「百々眼」と同じく前・後編なんですが
「百々眼」は一貫して白が主役だったけど
今回の作品は、主人公が変わります。
役者が変わるってことじゃなく
主役の役名(主人公)自体が変わるんですねぇ~

で、ガバッと二つ続けて楽しんでもらおうという企画。
つまり、休憩なしで、転換もなく
そのまま次のチームに引き継ぐという
世にも恐ろしいもとい
この上なく面白い作品にする予定

1作品40分程度だから楽に観れると思います。

あと二ヶ月、しかも僅か週一回の稽古で
どこまで完成度を上げられるのか・・・
かなり厳しいスケジュールだ

まあね♪
今回のワークショップの目的はあくまでも
「表現&コミュニケーション」力のアップ
作品の完成度はさておいて
参加者が何を感じ何を獲得してくれたか
人間社会で生きていくために大切なことを
一つでも獲得してくれたらそれでOK♪

公演じゃなく発表会ですから

さてさて・・・
吉と出るか凶と出るか・・・
新年を占うつもりで楽しみにしていてください


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