「奇想竹取物語 KAGUYA」の舞台音楽のうち
重要な要素の一つに「篠笛」がある。
2011年に上演した時は
竹笛奏者の後藤氏に出演していただいたが
今回は諸事情により録音音源で行くことに^^;
基本的に舞台音楽は全てMMP(夢幻音楽プロジェクト)が作曲。
プロジェクトリーダーはメンターさん。
ただ今回の篠笛だけは、愁那さんにお願いすることにした。
愁那さんは、舞響太鼓の篠笛奏者。
可能なら出演していただきたかったが
本番初日の都合がつかず、篠笛を演奏していただき
それを録音して参加していただくことになった。
ご本人から
自分で作曲しても良いですか?
という問い合わせがあり、メンターさんに相談して
笛の音色は愁那さんが作曲したメロディを
使わせていただくことに。
これが素敵な曲なんです♪
タイトルは「天海月(あまみづき)」
舞台音楽は基本的に私がタイトルをつけるんだけど
この曲に関しては、歌詞がないので
愁那さんに命名していただきました。
どのシーンで流れるかは・・・
ご覧になってからのお楽しみ♪ ということで(^^)
そうそう!
先日、舞響太鼓さんのライブに行って来ました。
その日は、朝から衣装生地裁断。
衣装担当の北村さんがパターンを作成してくれて
劇団員、研修生、キャスト、ボランティアスタッフさんで
次々と大量の生地をチョキチョキ裁断していく。
私はその傍らでキッズの稽古をつけたり
音響台本を作成したり・・・
16:00頃、シンセサイザー奏者として出演していただく
中村ひろこさんが台本やチラシを取りに来てくださった。
舞台音楽の説明をしているうちに、気づけば17:00!
お手伝いいただいた皆さんに御礼のお声がけをして
17:20頃、稽古場を出発。
途中で差し入れのお菓子を購入してライブ会場へ。
18:00開演だと思い込んでいたんだよね。
17:50頃、会場の若里文化ホールに到着し
ふぅ…間に合った・・・
と思ったんだけど
あれ?太鼓の音色が聞こえる・・・
もしや開演時間を間違えた?!
はい。17:30開演でした。。
どちらにしても、間に合わなかったと思うけど・・・
以前から舞響太鼓さんのライブに行きたいと思いながら
いつも予定がバッティングしていて
今回が初鑑賞の機会だった。
できれば最初から拝聴したかったなぁ・・・
少々落ち込みつつ、場内へ入場。
ちょうど篠笛の演奏が始まったところで
愁那さんの音色が聞けて良かった(^^)
声楽隊miyu*さんが特別出演していてビックリ!
アカペラの歌声、迫力がありました(^^)
太鼓の演奏も勇壮でダイナミックだったし
トークもなかなか面白かった♪
若いエネルギーに溢れたチームでした。
「石の城」の公演時に太鼓奏者として参加してくれた
セナ君もこのチームの太鼓奏者。
当時は小学生だったが、今はもう中学3年生(かな?)
太鼓が凄く上手くなっていて驚いた!
また夢幻の舞台で演奏してもらいたいなぁ~
ラストの太鼓演奏は圧巻でした!
私は太鼓の音色が好き。
眠っている何かを掻き立てる音色なんだよね。
舞台音楽の場合、太鼓の音は大き過ぎて
音響さん泣かせの楽器ではあるが
いつか太鼓集団の人たちとコラボで創り上げる
音楽劇を上演してみたいなぁ・・・と。
いつの日か、そんな日が訪れますように(*^^*)