蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

義父の四十九日

2016年02月27日 23時16分55秒 | 日記
今日は、義父の四十九日―

時が過ぎる早さを思う…

義父は1月16日に他界した。
年末にお見舞いに言ったとき

 正月が明けるまでは頑張る
 みんなに迷惑がかからないように・・・

と言い、体はやせ細っていたが
まだ話はしっかり出来る状態だった。

が、年が明けて1月2日にお見舞いに行くと
顔がげっそりとやせこけ
話し声が聞きとれない状態に・・・

年末年始にかけて遠方から
子どもや孫やお見舞いに訪れたため
安堵してしまったのか・・・

あれから一カ月以上が過ぎて
家族と近しい親戚のみが参列し
四十九日の法要がひっそりと執り行われた。

昨年12月に結婚した長男夫婦も東京から駆けつけた。

会場は、セレモニーホール みやばら

法要が終わり、ホール内の一部屋で食事会。

義母が義父の生前の写真を持って来て
みんなに見せてくれた。

若い頃の義父は、凛として立ち姿が美しく
なかなかのハンサムボーイだった。

周囲から、義父の若い頃とうちの長男が
よく似ていると話している声が届いた。

確かに血は受け継がれているんだね―

親から子へ 子から孫へ

血は脈々と受け継がれていく。

今自分がここに存在するのは
ご先祖様のおかげなのだ。

受け継がせていただいた命を
大切にしていかねば・・・と改めて思う。

親戚の皆さんは、夢幻の舞台に足を
運んでくれている方が多く
飲料を持って挨拶に回ると舞台の話に花が咲き
皆さんから激励をいただいた。

殆ど親戚づき合いしていないのにもかかわらず・・・
本当に有難いことだと思う。

義父や義母が私の劇団活動を応援してくれていた証―

食事会を終えて、家族で亡き父の家へ。

義母が大きな仏壇を購入し、父のお骨が安置されていた。
お墓は、土地だけ購入済みだが
墓石はこれから作るとのこと。
新盆までにはお墓を完成させ納骨する予定。

長男夫婦が結婚式の時の写真とDVDを
義父にも見せたいと持ってきた。

みんなでDVDを鑑賞。

昨年の12月のことなのに
はーるか昔の出来事のようだった。

義母は結婚式・披露宴の映像を見ながら

 まるで別世界だったよ
 宝塚を見てるようだった

と。

宮殿のような式場で、人前に立つことを
職業としている新郎新婦で
舞台人が大勢参列してくださったこともあり
確かにとても華やかな式&披露宴だった。

この映像を義父に見せてあげたかった―

という言葉が喉まで出かかって呑みこんだ。

みんなそんな思いがあったのではないかと…


来月、11月に亡くなった友人の偲ぶ会を行うことになった。
特別なことをするわけではなく
彼女が生前親しくしていた友人に声をかけ
お食事をしながら、語り合う予定。

時はあっという間に過ぎて行く―

亡くなられた方々の分も
一日一日を大切に暮らしていきたい―


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