蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

迎春♪

2014年01月01日 23時13分06秒 | 日記
明けまして、おめでとうございます!
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます!

新年が明けましたね。
今年は、昨年の経験を礎にして
飛躍の年にしていきたいと思います。

元旦からの作品創りは昨年に引き続き2年目。

今年こそは、お正月前に或る程度
肩を付けようと思ったけど
そうは問屋が卸さないってことか?!

こうして盆暮れお正月関係なく
一年中、舞台に関われる環境に感謝!

今年の目標は、自分が立てた〆切日前に
製作物を仕上げること!

これさえクリア出来れば全て上手く事が進む…

…………

なんてこともないんでしょうね、きっと。。

その時、困ったなぁと思う出来事も
その時、苦しいなぁと思う出来事も
その時、悲しいなぁと思う出来事も
その時、嬉しいなぁと思う出来事も
その時、楽しいなぁと思う出来事も

時が立つと、変化する。

苦しいと思った出来事も

 ああ…あの出来事があったから、今、幸せだと思えるんだ

嬉しいと思った出来事も

 ああ…あの出来事があったから、今、悲しいと思うんだ

今年の干支は『午』(うま)

 そうだ、あのことわざがあったな…
 ~人間万事塞翁が馬~

む?似てるけど、ちょっと違うか…
まあ、せっかく思い出したので…

これ、何て読みますか?

「にんげんばんじさいおうがうま」

だと、私は思っていました。
ところが!
今、調べ直したら

「じんかんばんじさいおうがうま」

が、正しい読み方だとか。

人間(じんかん)とは、人の住んでいる世界や世間のこと。
辞書には、人間(にんげん)とも書いてありましたし
「にんげん」と読んでも良いというような記載もありましたが
正しくは「じんかん」

覚えました~

この世のすべてのことは、塞翁の馬の話のように
幸福や不幸は予想のしようがないという意味。

苦あれば楽あり 楽あれば苦あり
楽は苦の種 苦は楽の種

昔の人は、言葉で色々な出来事を乗り越えたのかもね。
私は何かあると、言葉の力を借りるほうだけど
今の若者たちはどうなんだろう…

この諺を使うのは、悪い出来事が起こった時だけどね。

一喜一憂することなく率直に出来事を
受け止めていければ良いのでしょうね。

が、何しろ感情っていうやっかいな代物があるので
そう簡単にはいきませぬ。。。

いずれそんな境地に行きつきたいと思ってます。

~塞翁の馬~の話を記載しておきますね。

中国の北の方に占い上手な老人が住んでいました。
さらに北には胡(こ)という異民族が住んでおり
国境には城塞がありました。

ある時、その老人の馬が北の胡の国の方角に
逃げていってしまいました。
この辺の北の地方の馬は良い馬が多く
高く売れるので近所の人々は
気の毒がって老人をなぐさめに行きました。
ところが老人は残念がっている様子もなく言いました。

「このことが幸福にならないとも限らないよ。」

そしてしばらく経ったある日
逃げ出した馬が胡の良い馬を
たくさんつれて帰ってきました。
そこで近所の人たちがお祝いを言いに行くと
老人は首を振って言いました。

「このことが災いにならないとも限らないよ。」

しばらくすると、老人の息子がその馬から落ちて
足の骨を折ってしまいました。
近所の人たちがかわいそうに思ってなぐさめに行くと
老人は平然と言いました。

「このことが幸福にならないとも限らないよ。」

1年が経ったころ胡の異民族たちが
城塞に襲撃してきました。
城塞近くの若者はすべて戦いに行きました。
そして、何とか胡人から守ることができましたが
その多くはその戦争で死んでしまいました。
しかし、老人の息子は足を負傷していたので
戦いに行かずに済み、無事でした。


散々書いておきながら…ですが

私は

 人事を尽くして天命を待つ

と言う言葉が好きです。


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