蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演「ISHIN version.2024」

NPO法人劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演
タイトル 『ISHIN ~狼たちは最果てに~ version.2024』
脚本・演出 青木由里
出演 青木賢治/栗生みな/村松沙理亜/清水まなぶ/井田亜彩実/導星ゆな 他

日時 2022年9月8日(日)11:00~/15:30~
会場 飯山市文化交流館 なちゅら 大ホール
チケット予約フォーム:https://www.quartet-online.net/ticket/ishin2024

皆さまへ感謝を込めて晴れやかに開催‼
どうぞお楽しみに‼

73年の時が過ぎ・・・

2014年12月08日 23時49分25秒 | 日記
日米開戦のきっかけとなった真珠湾攻撃・・・
今日で、73年目を迎えた。

1941年12月8日 真珠湾攻撃の日

原爆投下、終戦、真珠湾攻撃・・・

私が意識的に戦争を振り返る日。
歴史を振り返り、問題点を考える日。

人間の記憶は曖昧である。

取り分け私は忘れっぽいので
忘れたくないこと、忘れてはならないことは
日にちを決めて思い出すようにしている。

73年目の真珠湾攻撃の日を迎えた今日
新聞各紙には、これに関わる記事が掲載された。

◆NHKのニュース

北海道稚内市にある旧日本海軍の「幕別送信所」は
太平洋戦争の発端になった真珠湾攻撃を命じる暗号電文
「ニイタカヤマノボレ」を部隊に送ったとされている。
73年目の今日、送信所跡の建物には
戦争犠牲者を追悼するために
地元の市民グループメンバーが訪れ
 
 ここが太平洋戦争の始まりの場所
 悲惨な戦争を忘れてはいけない

と言う思いで戦争犠牲者を追悼し平和を願った。

◆東京新聞「戦争はゲームじゃない」
 真珠湾攻撃に参加した元零戦搭乗員の記事

真珠湾奇襲作戦時の零戦搭乗員だった
元海軍中尉の原田要さん(98歳)は
長野市在住で、二度と戦争を繰り返してはならないと
二十数年前から戦争体験を語り続けている。
「話すと当時のことを思い出す」と
半世紀近く体験を積極的に語らなかったが
1991年の湾岸戦争を見た若者が
「テレビゲームみたい」と話したと知り危機感を覚え
講演などを引き受けるようになったそうだ。
現政権は今年、集団的自衛権を認める閣議決定をした。
98歳の目には、平和国家の歩みが逆行し始めたように映る。
「戦前と同じ、割り切れない不安を感じて心配しています」と。

◆毎日新聞 元防衛大学校長・歴史家の五百旗頭真氏の記事より

国際政治とは「力の体系」であり、「利益の体系」であり
「価値の体系」です。甘いものではない。
自身の行動が招いた結果責任を引き受ける
「覚悟」が政治指導者には必要です。

唯我独尊の軍人を作り出してしまった旧軍の反省に立って
自衛隊幹部が「広い視野・科学的思考・豊かな人間性」を培うよう防大教育を展開。
また「シビリアンコントロール」(文民統制)を徹底してきた。
防衛大学校資料館内に設置した槙智雄初代学校長の記念室には
「服従の誇り」という言葉が掲げられている。
それは国民と政府に対する服従を意味している。
戦争を始めるのも、戦争を終わらせるのも、政治である。

1940年9月 三国軍事同盟締結(日本・ドイツ・イタリア)
1941年11月26日 ハル・ノート(米国からの対日文書)
   ↓
  日本軍の中国からの撤兵・ドイツ&イタリアとの同盟破棄
  中国を満州事変以前の状態に戻すことなどを要求
   ↓
  日本は米国からの最後通牒と判断

1941年12月8日 真珠湾攻撃 日米開戦
  日本は米国の出鼻をくじいて早期講和を目指したが
  宣戦布告文書が遅れ、米国民から卑怯とみなされ
  「リメンバー・パールハーバー」と戦意を煽る結果となった。

折しも12月14日は、衆議院選挙の投票日。

フジテレビ系FNNの世論調査では
衆院選に「関心がある」62.2%で
前回を大きく下回っているとのこと。


有権者は、選挙へ行きましょう。
争点の中に、原発や集団的自衛権の問題があり
日本の政治の岐路だと思います。

人ごとじゃ済まされない・・・
今後の自分たちの生活だけではなく
生き方、命にかかわる問題なのだ。

青年諸君、わからなければ自ら調べ
知識のありそうな人と対話をして
自分が住む日本にどうあって欲しいか
しっかりと考えて、一票を投じましょう。