蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演「ISHIN version.2024」

NPO法人劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演
タイトル 『ISHIN ~狼たちは最果てに~ version.2024』
脚本・演出 青木由里
出演 青木賢治/栗生みな/村松沙理亜/清水まなぶ/井田亜彩実/導星ゆな 他

日時 2022年9月8日(日)11:00~/15:30~
会場 飯山市文化交流館 なちゅら 大ホール
チケット予約フォーム:https://www.quartet-online.net/ticket/ishin2024

皆さまへ感謝を込めて晴れやかに開催‼
どうぞお楽しみに‼

舞台仕込み完了☆

2012年12月06日 23時59分30秒 | 日記
朝9;00、会場内へ資材・機材の搬入開始。
仕込みスタッフは、舞台監督さん始め舞台屋さん3人と
劇団員ガンちゃん、ケンジ君、私の6人。
舞台監督さんの指示の下、まずは吊り物系(照明)を仕込んでいく。
或る程度、目星がついたところで、大道具仕込み開始。

そこへWS参加者のOさんがお手伝いに来てくれた。

オープンエアと比較すれば、圧倒的に仕込み道具量は少ないが
そうは言っても、一人でも多いほうが分担作業をできるので進みが早い。

私は通常、仕込み時には指示担当に徹している。
それは、自分が作業をし出すと全体が見えなくなるから。

が、今日は人数が少なく、意思疎通も取りやすいため
手を出せることは積極的に作業をするようにした。

あ、重たいモノを持つのは、やめておきました。

お昼頃には、大道具の大まかな仕込みはホボ終了。
残りは、装飾と修理。

今回使用する大道具は、夢幻の旗揚げ当時に製作したため
随分ガタが来ていて、修理箇所が多かった。

午後から、修理・装飾・照明シュートを同時進行で行った。
ケンジ君が照明フェーダー要員に回ったので
進みが遅れ気味になって来たところで
WS参加者のFちゃんが、お手伝いに来てくれた。
おかげで、終了時間を超過するどころか
2時間も早く終わり、助かりました。

Oさん、Fちゃん、ありがとう!

準備室に戻ると、WSメンバーのIさんが駆けつけてくれて…
やる気で来てくれたのに、ごめんなさい。
仕込み早期終了メールを見そびれたとのこと。
手伝おうと思ってくれる気持ちが嬉しい。
そうこうしているうちに、夢幻を応援して下さっているTさんも
顔を出してくださった。

 ありがとうございます!

にしても…
ホールでの仕込みは、なんと楽なことか…
もちろん、プロの舞台屋さんがいて下さるから、だが。

夢幻は、ずっとホールではない空間に挑み続けてきた。
大勢の皆様のお力をお借りしながら…
有難いことです。

作業をしながら

  指示より作業するほうがずっと好きだな、やっぱり

と思いつつ、タッタカ脚立に乗って作業してたら劇団員に

  青木さん、気をつけてくださいよ~

と声をかけられ

  運動神経、そこまで鈍ってないよ~

と答えつつも

  確かにね…
  昔のイメージ通りに動こうすると怪我するかも。

寄る年波には勝てませんから。

毎回思うが、舞台造りは面白い。
何もなかった空間にセットが組まれ
照明が入ると異世界に変貌を遂げる!
音響で空気が作られ、人間ドラマの幕が開く。

一種の中毒患者かもね…

さて、明日は音響仕込みと、仕込みの一番の山場・照明合わせだ。
スムーズに進められるようイメージの復習をしておかねば。

皆さん、お疲れさまでした。
明日もよろしくお願いします!