蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演「ISHIN version.2024」

NPO法人劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演
タイトル 『ISHIN ~狼たちは最果てに~ version.2024』
脚本・演出 青木由里
出演 青木賢治/栗生みな/村松沙理亜/清水まなぶ/井田亜彩実/導星ゆな 他

日時 2022年9月8日(日)11:00~/15:30~
会場 飯山市文化交流館 なちゅら 大ホール
チケット予約フォーム:https://www.quartet-online.net/ticket/ishin2024

皆さまへ感謝を込めて晴れやかに開催‼
どうぞお楽しみに‼

責任って…

2010年06月02日 21時03分18秒 | 日記
お昼に総理辞任のニュースが!
幹事長も辞任する模様。。。

普天間問題のヒートアップに続き
社○党が政権離脱をしたことで
追い込まれたのか・・・

にしても、報道の影響が大きいよね。
メディアは、国民をどこに連れて行こうとしてるんだろう?

耳に入ってくるのは情報だけじゃない。
コメンテーターのコメントや
番組自体が片側に偏ったつくりになっていたりもする。

人の意見を自分の意見のように言う人も多いし・・・
受け売りじゃなくて、自分の価値観に乗っ取った判断をしたいし
ディスカッションするなら、そういう人と話したい。

思うところは、色々あるが
今一番ひっかかってるのは「責任」というワード。

総理辞任に至るまでの経緯を振り返ると
いくつか分岐点があって、選択する上での
情報不足や、予想の甘さがあったように思う。

責任を取るって、いったいどういうことなんだろう。

日本は、第二次大戦後
「責任」という二文字をなくしたとも言われているが…

何となく・・・
この「責任」という言葉の共通認識が不足しているように思えて・・・

私は自分が、責任感の強いほうだと思っていたけど

  本当はどうなんだろう?

と考え始めています。。

ざっくり言えば

  やるべきことはやる
  有言実行

なんだけど、方針変更だってあるし
状況に応じて、変化する場合だってある。

  終わり良ければ 全て良し

ってところもあるか・・・

トップは結果を求められますから(゜ー゜)(。_。)(゜-゜)(。_。)ウンウン

うーむ・・・



今日は、S短大ドラマ・ワークショップの日で
このニュースを生徒に振ってみた。
知っていたのは、就活で遅刻してきた生徒のみ。
ま、学校にいたんだから知るチャンスもなかったかもしれない。

短大生だし、これから社会に出ていく子たち。
政治は、他人事じゃなく
生活に直結してるんだって知ってほしいし
もっと興味を持ってもらいと思っている。

なので、今日も軍事・防衛を絡め
問題提起をする形式で話してみたが
みんな神妙に聞いているだけで
意見を積極的に言う子はいなかったな・・・

自分なりの考えでいいと思うんですよ。
価値観は年齢とともに変化するものだし
情報量によって判断は異なるし。

未熟だと思われたくなかったり
間違って恥をかきたくないのか
全く何も考えてないのか・・・

その後、文化祭で上演する作品内容について
アンケート結果をもとに、みんなで話し合った。

意見が衝突した場合、どのように解決するかなど
色々と助言しながらディスカッションを進行したこともあって
随分活発に意見が出るようになってきた。

押しの強い子もいれば、発言するのが苦手な子もいる。
バランスをとりながら、大勢の意見をまとめるのは大変だけど
ベストと思われる方向に、みんなが納得して進めるよう
舵をとっていくのが私の役割。

自主性を尊重するというのは
下手をすると我儘を増長することにもなり兼ねない。

今まで、それで失敗した経験もあり…

この授業を通して、演じるだけではなく
「考える」「意見を言う」「他者の意見を受け止める」ということを
体験・実践してもらいたいと思っている。

そうすれば、色々な問題に直面したときに
何らかの方法で乗り越えていけるんじゃないかと(゜ー゜)(。_。)(゜-゜)(。_。)ウンウン