★ベトナム・ハノイは「こんなとこ」★

コネなし、金なし、能力なし。50を過ぎて、単身ハノイで会社を作り10年目。毎日「こんなふうに」すごしています。

ベトナムハノイの「日越戦顛末」

2021-11-12 09:50:37 | ベトナム・ハノイ

 昨晩は、会社創立10周年、そしてワールドカップアジア予選の「日越戦」であった。

業務終了後18:30よりパーティ開始の予定であったが、弊社のいつものパターン。食べ物がそろうと

みんな「待っていられないのだ」、結局18:00からパーティになり、サッカーが始まる頃には

既に「パーティ一はひと段落していた」 

 そしてサッカーが始まった。社員たちはもちろん「ベトナムの応援」**さんもベトナム応援ですよね?

と・・・「日本人1名だけの立場は大変だ」 日本が先制し、その後は一進一退、ベトナムも良く頑張ったが。

セカンドボールの処理が明暗を分けたようだ。 ベトナムはせっかくマイボールにしても、プレッシャーを

受けると「不用意に前にけり、結局相手にボールを渡していた」

 昔の日本とそっくりだと思った。きっとベトナムもワールドカップに出るにはあと4-8年の月日が

必要なのかもしれない。(日本がそうであったように)どこの国も必死で頑張っているだけに

その一角を崩すのは容易ではない気がする。

 そんな中、パーティーがひと段落着くと「あるチームの女性たちがデスクに座り仕事を始めた」

遅い時間に「本日納期の仕事が入り、終わらせなければならないとの事だ」

 大音量でサッカーを見ている横で「作業を続ける彼女らに申し訳ないと思いながら、サッカーを見ていた」

サッカーも終わり、後かたずけを行った後、8名のすべて女性たちは、まだ黙々と仕事を続けていた。

10年目のパーティー後、彼女らを見ながら「彼女らのようなベトナム人女性が会社を支えてくれているからこそ

10年やってこれたのだ」と改めて理解し、感謝した。「何か飲み物でも買ってきな」とお金を差し出したが

「もう終わりますから、と受け取らなかった」

 日本から「乗りだけで海外進出し、金だけは出すが何もしないアホな成金社長に見せてやりたい光景だった」

「これらの頑張っている社員全ての1日の稼ぎなどあほ社長の食べる、高級すし店の支払いには足りないのかもしれない」

そんなことを考えながら、家路についた。

 並べられた料理、この後「誰ともなくつまみ食いが始まり、なし崩し的に

パーティーが始まる」いつもの弊社のパターンだ、パーティー前の「訓示など、柄ではない」

雑談中に一言、「今の会社は弊社1期生たちが頑張ったおかげでここまで来た。次世代のあなたたちはそれを

よく見て会社を続けていけるように頑張ってね」と。

 跡継ぎのいない自分にとっては、いずれ時期が来たら「希望する1期生たち」によって

会社を引き継いでもらうことになるだろう。それまでもう少し「基礎固め」を行い

本田宗一郎のように「潔く退きたい」

 

コメント
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