先程「パソコンのデータを整理していたところ」以前「日本に住んでいる兄から送られてきた家系図」
を見つけた。自分の先祖のことなど「ついぞ興味もなく気にしてもいなかったが?」
兄は自分と違い「実質長男」であるがゆえ、父が亡くなる前から「いろんな方法で我が家のルーツ」を調べていたらしい。
自分の記憶では「小さい頃は【お墓参り】というと父の車に乗り、時には車酔いしながら自宅から1時間ほどかけて前橋に行っていたことは
覚えている」そしてそのお墓は「普通の他の墓地と異なり、かなり広い敷地の中に高さ3メートル以上もある石板の大きなお墓を中心に
複数のお墓が建っているような場所だった」それが自分の先祖代々のお墓だったらしい。このお寺や「生き残っている親類縁者」から
兄は「情報を集め」この「家系図」を作成したらしい? いやはや「昔からよくできた兄だったが?」見事な事である。
その後「自分の両親は自宅のある地に身内(生まれて間もなく無くなった自分の姉と兄を分骨し地元に立てたお墓にそれを移した)
のお墓を移した。従ってそれからは「あの広大な一族のお墓には行っていない」
昨年母が亡くなり「もう両親はいない」この「家系図にも母の死は未だ反映されてないが?」こうしてだんだんに
「我が家の家系図も増やされていくのだろうと思った」
「此の家系図を見ると15代前までさかのぼっている」我が家の先祖は「江戸時代まで前橋藩で武士をしており」
大政奉還後、前橋藩で行っていた「役職」を活かし「材木問屋」を始めたらしい。利根川を使い「群馬県の豊富な木材を
東京(江戸)に運んでいたらしい。本家筋の少し前の職業は「やはり材木屋ったようだ」しかし、跡取りが独身のまま時は過ぎ
もうその職も「本家筋」も途絶えてしまったようであると聞いた。 母も父も「先祖が武士だったせいもあり」時々
特に母は自分に「うちのご先祖様は武士だった」と再三言っていたのを思い出す。それがどんな意味で言っていたのか?
(だからすべての事に、あなたはしっかりしなさい!と言いたかったのかもしれない?)
直系の先祖は「父方の祖父は軍人(憲兵隊)だった、唯一覚えている写真は「馬に乗ってサーベルを下げた姿だった」
父方の祖母は早くに亡くなり、祖父も早く亡くなり、親戚に預けられた父は「鉄道学校を卒業し蒸気機関車の運転手だった」
父の弟は「硫黄島で通信兵として玉砕」しており、父は事業で成功すると「硫黄島訪問時にみんなで乗るマイクロバスなどを
寄付していた」 聞くところによると「兄もつい最近父の志をついで硫黄島に行ってきたということを聴いた」
出来た兄である。
その後「この一族、本家筋の従兄に誘われ父は鉄道員を辞し、群馬沼田の地で「砂砂利採集から生コン屋」になっていったのである。
そんな父の2人の息子は1名は出来が良く、アメリカに渡り10年、日本に帰国後は「世界のアメリカ一流企業」で勤め上げ、今は
「不労所得で不自由ない生活をしている」
片や「末っ子、三男坊」の自分は「世界一の金型屋」に就職したが、それも「タイのメーカに買収された」その後「CADメーカ」に
ヘッドハンティングされて、「世界進出を夢見たが、役員交代の影響でとん挫」52歳になってから一人「ベトナムで起業」し
「円安に苦しみながら」何とかベトナムに在住、14年目になっている。
まさか「ご先祖様も一族の端くれのがベトナムあたりに移り住んでるなどとは?」
夢にも思っていないだろうと思う? 人生とは「つくづく不思議なものである」
パソコン整理をしていて「我が家の家系図を見ながら、そんなことを考えた」
個人情報満載なので「見にくくしてある」一部だが「大変良くできている」写真なども添付され
「ご先祖様が見たらさぞ喜ぶだろうと思う」15代前の「ご先祖様はどんな方だったのだろうか?」